耐震性への不安
2024-01-23 10:00:02

東日本大震災後の家購入者が抱える耐震性への不安とは

耐震性についての調査概要



2023年10月11日から12日までに実施された調査は、株式会社WHALE HOUSEが主催し、20代から60代の戸建て所有者を対象に行われました。この調査は、東日本大震災を経て住宅を購入した人々の耐震性に対する意識を把握することが目的です。調査対象者には、建売住宅を購入した515人と、注文住宅を購入した510人が含まれています。

住宅の構法について



調査では、どのような構法の家を購入したかが問われました。最も多かったのは『木造軸組(在来)工法』で、58.8%の回答者がこれを選びました。次いで『2×4(ツーバイフォー)工法』が21.6%、『鉄筋コンクリート造』が5.3%でした。建売住宅購入者と注文住宅購入者の結果には大きな差は見られず、両者ともに主に木造軸組工法やツーバイフォー工法を選んでいることが分かります。

そして、なぜこれらの工法を選んだのかを尋ねると、最も多かった理由は『ハウスメーカーがその工法だったから』というもので、35.8%の人が挙げました。一方、『耐震性が良いから』と回答したのは34.4%でした。この結果からも、多くの人々が耐震性に関心を持っていますが、実際はハウスメーカーの提案に従う形で選んでいることが伺えます。

耐震性に対する不安



次に、家を購入する際の耐震性に対する不安について調査しました。『とても不安だった』と答えたのは10.3%、『やや不安だった』は34.1%で、合わせて44.4%の人が何らかの不安を持っていたことが分かります。逆に『あまり不安はなかった』は44.2%、『不安はなかった』は11.4%でした。このデータから、住宅購入時に不安を感じた人が少なくないことが確認されました。

さらに、自宅の耐震等級を尋ねると、なんと63.2%の人が『分からない』と回答しました。このことは、購入時に耐震性が重要視されていたにもかかわらず、その具体的な内容に関する理解が不十分であることを示しています。

現在の耐震性への不安



その上で、現在の自宅の耐震性についてどのくらいの人が不安を抱いているのか調査しました。調査結果からも、耐震性に対する意識の高まりが見られますが、情報不足がその不安を助長していると言えるでしょう。

WHALE HOUSEの取り組み



耐震性に不安を持つ住宅購入者のために、株式会社WHALE HOUSEは高い耐久性を備えた住宅を提供しています。WHALE HOUSEでは、耐震構法『SE構法』を標準採用し、構造計算に基づいた設計を行っており、使用する木材もすべての部材で強度が証明されています。また、高気密・高断熱を実現し、快適な住環境を提供します。

まとめ



今回の調査を通じて、住宅購入者の耐震性に関する意識と現実とのギャップが明らかになりました。特に、耐震等級を知らないという結果が多く、購入時に重視された耐震性が実際には十分に理解されていないことが示されています。自然災害が増える中で、自宅の耐震性について改めて考える必要があると感じさせる結果となりました。

会社情報

会社名
株式会社WHALE HOUSE
住所
兵庫県神戸市中央区磯辺通3-2-17ワールド三宮ビル3F
電話番号
078-242-2778

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。