神戸女子大学とJAF兵庫支部の産学連携協定について
2023年10月、神戸女子大学と一般社団法人日本自動車連盟(JAF)兵庫支部は、教育・研究を通じて地域社会の課題解決を目指すため、産学連携協定を締結しました。この協定は、交通安全教育の推進や地域貢献活動などを通じ、双方が持つ専門知識やリソースを最大限に活用することを目的としています。
産業連携協定の協力内容
新たな協力関係において、以下の事項が具体的な協力内容として挙げられています:
- - 交通安全教育の推進:事故を未然に防ぐための教育プログラムの開発・実施。
- - 地域社会の課題解決:地域の特性に応じたさまざまな活動を通じて、地域の問題解決に貢献。
- - 広報活動での協力:交通安全に関する情報の発信や啓発活動における連携。
- - その他必要事項:双方が必要と認めるその他の事項についても協議しながら進めていきます。
今後の展望
この協定を通じて、JAFが持つ交通安全や自動車に関する専門的な知識と、教育機関としての神戸女子大学の知識、そして学生たちの新たなアイデアを融合させた活動が期待されます。特に、社会のニーズに合わせた交通安全啓発キャンペーンの実施が見込まれています。具体的には、JAFと連携した交通安全教室の開催や、オリジナルの交通安全グッズの作成が予定されています。
調印式の概要
産業連携協定書の調印式は、2025年10月27日(月)午後3時30分から神戸女子大学のポートアイランドキャンパスで行われます。
主な出席者には、神戸女子大学の洪愛子学長、吉川豊副学長、津田理恵子教授、JAF兵庫支部の阿部原也事務所長、加藤金也次長、米田真人事業課長が含まれています。この重要なイベントは、両者の共同の力を象徴するものとなるでしょう。
JAF(一般社団法人日本自動車連盟)とは
JAFは、1963年に設立された団体で、全国の道路交通の安全と安心を支える活動を行っています。現在の会員数は2081万人を超え、毎年210万件以上のロードサービスを提供しています。JAFの役割は、単に自動車に関する支援にとどまらず、地域や社会全体の安全に寄与することが求められています。
今回の協定締結を契機に、神戸女子大学とJAF兵庫支部が共に推進する交通安全活動が、地域社会における意識向上に繋がることを期待しています。