シグマクシス、SAP AWARD OF EXCELLENCE 2025受賞の全貌
株式会社シグマクシス(本社:東京都港区、代表取締役社長:太田 寛)が、SAPジャパンが主催する「SAP AWARD OF EXCELLENCE 2025」にて、「プロジェクト・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)」を獲得しました。この栄誉は、商船三井様をオーナーとするプロジェクトが受賞したもので、具体的には商船三井システムズ株式会社が手掛けた「商船三井グループ仕組船会社の会計業務およびシステムの標準化」に関するものです。
プロジェクトの概要
シグマクシスが実施したプロジェクトでは、SAPジャパンが提供する「SAP S/4HANA® Cloud Public Edition」を用いて、約250社の仕組船会計業務の標準化を約7カ月で実現しました。この取り組みは、SAP S4HANAの知見や導入経験を基に、「Fit to Standard」アプローチを採用し、効率的かつ効果的なシステム環境を構築しました。
クリーンコアの実践
プロジェクトでは、必要最小限のカスタマイズを徹底し、「クリーンコア」を重視しました。これにより、 ERPでは解決できない追加要件は外部システムとの接続で補う形となり、SaaS環境のメリットを最大限に活用できる体制を整えました。こうした進め方は、業務の標準化のみならず、システムの将来性にとっても重要な要素です。
プロジェクト・マネジメントの優位性
卓越したプロジェクト・マネジメントが評価され、計画通りの期間とコストでの導入が実現しました。商船三井システムズ様と協力し、今後SAP S/4HANA導入を考える企業への知識共有講演も行い、業界への貢献を果たしています。
個人の受賞も
また、シグマクシスのディレクターである稲荷 裕が、「SAP マイスターIQ(Innovation Qualifier)2025」を受賞しました。彼は、多様な業界におけるプロジェクトに参画し、提案から保守・運用までを支援しています。稲荷の受賞は、高度なプロジェクト・マネジメント力とアジャイル的手法の取り入れが評価された結果です。
シグマクシスの見解
シグマクシスは、デジタル変革が企業の競争力を左右すると考えており、その実現には迅速な経営判断を可能にするデジタル基盤の構築が必要不可欠だとしています。特に、SaaS型ERPを利用した業務・システム・データの標準化がその鍵であると捉えています。
今後の展望
今回の受賞を契機に、シグマクシスはさらなる研鑽を重ね、日本企業のデジタル変革支援に向けて進化を続けていく所存です。シグマクシスは、これからも顧客のニーズに応じた価値提供と、業界全体の発展に貢献するとともに、新たな産業共創の実現に向けても取り組みを続けます。
会社概要
株式会社シグマクシスは、デジタル経済時代における企業や組織のトランスフォーメーションをサポートするコンサルティングサービスを展開しています。事業構想の提案からデジタル技術の導入、プロジェクト管理まで多彩な能力を持つプロフェッショナルが揃い、新たなビジネスの創造に貢献しています。詳細に関する情報は、
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