KOLC+の新機能
2022-03-03 11:30:02
KOLC+の4D工程表がクラウド編集・進捗管理に対応で業務効率向上
KOLC+の新機能で進化する4D工程表
建設現場における効率的な施工管理が求められる中、KOLC+の「4D工程表」が新たにクラウド編集および進捗管理に対応しました。これまでのユーザーからの要望に応え、従来型の操作性に革新をもたらしたこの機能は、業界内で注目されています。
開発の背景
これまでは「4D工程表」が一度編集したデータをアップロードする必要があり、工程の修正が煩雑でした。さらに進捗管理機能も不足していたため、主に設計フェーズでの活用に留まっていました。しかし、今回のアップデートにより、関係者が直接クラウド上で工程の編集が可能になり、これまでの制約を克服しました。
クラウド編集機能
新しく加わった「編集モード」では、ユーザーが4Dシミュレーションを確認しながら、リアルタイムで工程を編集できます。これにより、都度データのアップロードを必要とせず、スムーズに計画の見直しが行えます。特に、Excelのような直感的なインターフェースが搭載されているため、操作も簡単です。保存したデータは自動的にバージョン管理されるので、履歴を追いやすく、情報の整理にも役立ちます。
進捗管理の向上
クラウド上で進捗率を入力できる新機能が追加されました。これにより、現場で実際に作業をしているスタッフが、タブレット端末を用いて視覚的に進捗を更新できます。また、複数の工程を選択して一括入力できるため、作業の効率が格段に向上しました。何よりも、遅延のあるモデルを明確に識別するための「遅延モデルの抽出」機能が追加されており、進捗報告が一層容易になりました。
4Dシミュレーションにおける利点
4D施工シミュレーションは、BIM/CIMモデルと管理工程の一元化を目指しています。Autodesk Navisworksのタイムライナー設定から自動生成されるため、業務の開始時から精度の高いデータを利用できます。この充実した機能により、プロジェクトの各段階での可視化が進み、問題の早期発見にもつながるでしょう。
利用料金とサービス内容
KOLC+の「4D工程表」は、月額3万円(50GB/100ユーザー/税別)が必要ですが、初期費用は発生しません。国土交通省の直轄工事でも利用可能なこのサービスは、建設業界での情報共有の新たな基準となるかもしれません。
まとめ
今回のKOLC+による更新は、単なる機能追加に留まらず、建設業界全体の業務プロセスを革新するポテンシャルを秘めています。クラウドでの管理により、関係者間のコミュニケーションが円滑になり、プロジェクトの完成度が高まることが期待されます。今後の展開が非常に楽しみです。
会社情報
- 会社名
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株式会社コルク
- 住所
- 東京都豊島区西池袋1-11-1メトロポリタンプラザビル14階
- 電話番号
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