デジタル制作会社Qeticの子会社化で新たな体験価値の創造へ

株式会社テー・オー・ダブリューのQetic株式取得

株式会社テー・オー・ダブリュー（以下、TOW）は、ソーシャルメディアやデジタルコンテンツを専門とするQetic株式会社の株式を取得し、同社を連結子会社とする基本合意を発表しました。この動きは、グループのパーパスである「新しい時代の体験を創る」を実現するための重要な一歩です。

デジタル制作の強化

TOWは、リアルとデジタル、動画の体験を中心にした統合プロモーション事業を展開していますが、ソーシャルメディアなど、デジタル領域の強化が今後の成長において重要であると認識しています。Qeticを取り込むことで、デジタル体験の企画制作力をさらに向上させ、シナジー効果を生み出すことを目指しています。

Qeticの背景

Qeticは、エンターテインメントやカルチャーに関する最新情報を発信するウェブメディアからスタートし、2010年に独立した企業です。日本国内では先駆けてコンテンツマーケティング事業に取り組み、幅広い知見を得てきました。その中で、企業やブランドが求める「共感性の高い」コンテンツの企画・制作やオウンドメディアの支援を行ってきました。

新たな体験創出の施策

Qeticはオンラインとオフラインを融合させる施策も手掛けています。例えば、企業やブランドの魅力を直接体験できる展示企画や、最先端のデジタル体験を組み込んだ音楽・アートイベントを開催。地域の文化や伝統と次世代の人々、モノ、コトをつなぐ動画や記事コンテンツも制作し、発信しています。また、コンテンツとSNSを活用したPR施策の最大化の実現も目指しています。

期待されるシナジー効果

TOWによるQeticの子会社化は、両社のビジネスにおいて新たな成長を促すものと考えられます。特に、デジタル領域での共同提案やプロジェクト展開が、これまで以上の体験価値を顧客に提供する基盤となるでしょう。TOWが強化するデジタル体験によって、未来のマーケティング戦略に大きな変化がもたらされる期待があります。