アヴネットが「Japan IT Week 春 2019」に出展
世界最大級のエレクトロニクス企業であるアヴネット株式会社が、2019年4月10日から12日に開催される「Japan IT Week 春 2019」に出展することを発表しました。この展示会は東京ビッグサイトで行われ、アヴネットは「エレクトロニクスの可能性が私たちの未来をデザインする」というテーマで、多彩なIoTソリューションを紹介します。
展示の目的とソリューション
アヴネットは顧客のIoT製品開発をサポートし、市場投入までの期間を短縮することや初期費用を抑えることを目指しています。これを実現するために、エッジからクラウドまでのインタラクティブなデモを多く用意。人工知能(AI)やセキュアで安定した接続を必要とするアプリケーション向けの技術が中心となっています。
ブース構成の詳細
アヴネットのブースは、「インテリジェントエッジ」、「センサー」、「ワイヤレス・コネクティビティ」、「クラウド」の4つのセクションで構成されており、IoTエコシステム全体をカバーするソリューションが展示されます。各セクションには、サプライヤーや技術パートナーとともに提供する実践的なデモが含まれ、展示後には全てのデモが動画視聴可能になるため、参加者は導入検討に役立てることができます。
インテリジェントエッジソリューション
このセクションでは、自律運転技術を活用したスマートファクトリー化に貢献するデモが行われます。名刺サイズのFPGA開発プラットフォーム「Ultra96」を使用し、レーダ技術によって障害物を感知する自律走行車のデモが特徴です。初日には開発者がアテンドして具体的な技術を紹介する予定です。また、医療領域におけるオープンポーズや顔認証技術を用いたAIソリューションにも焦点を当てます。
センサーソリューション
このセクションでは、ウエアラブル端末から得られる生体データをアプリで管理するスマートヘルスソリューションや、赤外線センサーによるデータ可視化が行われ、エネルギー管理や防災監視に活用される技術を紹介します。
ワイヤレス・コネクティビティソリューション
農業分野に役立つスマートモニタリングのデモも行われ、複数のセンサーで得られたデータがLoRaWANを通じてクラウドに接続される様子が展示されます。また、来場者数をカウントする人感センサーを使った無線LANでのデータ送受信デモも可能です。
クラウドソリューション
クラウドにおけるデータ処理の遅延やセキュリティ課題に対応するためのトランスコーディングデモも予定されており、金融や映像配信分野での実用例が示されます。
さらに、アヴネットはMicrosoft Azure Sphereのグローバル独占代理店としても知られており、ブース内のマイクロソフトコーナーでは、Azure Sphere MT3620 スターターキットが展示されます。このキットは、IoTデバイスの開発を簡素化し、迅速でセキュアな接続を提供します。
出展概要
- - 開催日時: 2019年4月10日(水)~12日(金) 10:00~18:00(最終日は17:00まで)
- - 会場: 東京ビッグサイト
- - ブース番号: 西9-37
- - 主催: リード エグジビション ジャパン株式会社
- - 公式HP: Japan IT Week
アヴネットについて
アヴネットは、長年にわたり、顧客に製品開発、サプライチェーン管理、マーケティングの知識を提供してきた技術ソリューションプロバイダです。常に変化する技術ニーズに応えながら、効率的な商品化の実現に貢献しています。詳しい情報は公式ウェブサイト
www.avnet.comをご覧ください。