全国から集結！市民が魅力を競い合うシビックパワーバトルを愛知県で初開催

2020年10月、愛知県名古屋市で「シビックパワーバトル全国大会2020」が初めて開催されることが発表されました。このイベントは市民が地域の魅力をデータを基に発掘し、全国的に発表するプレゼンテーションバトルです。シビックパワーアライアンス実行委員会が主催し、全国の自治体や地域団体が参加できます。

「シビックパワーバトル」は、オープンデータや市民協働を活用し、地域の隠れた魅力を広く認識させることを目的としています。この取り組みでは、コミュニティの潜在能力を鍛え、地域の継続的な発展には市民の愛着、すなわちシビックプライドが不可欠とされています。イベントを通じて、地域の団体や企業、行政が連携し、新たな魅力発信方法の創出を目指します。

本大会は、2017年の初開催以降、毎年のようにさまざまな地区で競技が行われてきました。その中でも、特に注目を浴びたのが「大坂夏の陣」や「どまんなか愛知大会」といった大規模な開催でした。2017年の第一回では、流山市やさいたま市、横浜市などが「遊ぶ」「働く」「住む」をテーマに熱い戦いを繰り広げ、その模様は関心を集めました。

今回の「シビックパワーバトル全国大会2020」は、愛知県名古屋市の那古野キャンパスで行われ、参加者の発表は5分程度で行われる予定です。観覧者も約100名を見込んでおり、オンライン配信も行うため、より多くの人々がこのイベントを視聴できるように配慮されています。

参戦希望の団体は、専用フォームから申し込む必要があります。自治体や地域団体が対象で、所属する自治体の協力が求められます。エントリーが10団体以上の場合は、予選を通過した団体が本戦へ進む仕組みとなっています。また、観覧申し込みは後日行われる予定です。

この大会を通じて、地域の課題解決や住民の参画を促進し、新たな地域活性化の方法を模索する機会となることが期待されています。シビックパワーバトルは、市民が自らの手で地域の魅力を再発見し、それを全国に発信する力を育む場であり、未来の地域社会を形成する重要なステップとなるでしょう。興味のある方は、ぜひこのイベントに参加して地域の魅力を再発掘してみてはいかがでしょうか。

日程や会場に関する詳細情報は公式ウェブサイトで確認できます。シビックパワーバトルの今後の展開にご注目ください。