乳幼児用聴覚検査
2025-06-19 10:13:06

ダイアテックジャパン、乳幼児向け聴覚検査機器を新発売

ダイアテックジャパンが新たな聴覚検査機器を発表



2025年6月19日から、ダイアテックジャパン株式会社が新しい聴覚検査機器『Aided Cortical:皮質聴覚誘発電位検査』の販売を開始します。この新しい検査機器は、特に乳幼児や複雑なニーズを持つ被検者に対して、補聴器や人工内耳の装用効果を客観的に測定する方法を提供します。

Aided Corticalとは?



『Aided Cortical』は、補聴器や人工内耳を装用することで強化された音声を脳がどれだけ正確に認識できるかを測るための検査です。この検査では、複数の刺激音を使用し、その反応をもとに検査が進められます。具体的には、特に有名な「リング刺激音」、高精度の「HD刺激音」、そして新しい「ManU-IRU刺激音」といった3種類の音を選択可能です。特にManU-IRU刺激音は、マンチェスター大学と共同で開発されたもので、周波数特異性に優れた音声に近い音の設計がされています。

検査の意義と効果



インターアコースティクス社のMorten Bagger氏によれば、数年前に比べて難聴児が早期に診断されるようになり、彼らへの早期介入が進むことが期待されています。しかし、幼児においては補聴器の効果を確認するのが難しいという課題がありました。『Aided Cortical』を通じて、医療関係者は被検者が音声を認識しているかを確認できるため、親にもその情報を振り返ることができます。これにより、被検者とその家族の安心感も生まれます。

検査は、装用した補聴器や人工内耳を付けた状態で自由な音場で行われます。また、音場試験アナライザーも内蔵されており、検査環境を正確かつ迅速に確認できる点も大きな特徴です。

Aided Corticalの特徴



1. 安心の提供
『Aided Cortical』を利用することで、被検者が補聴器や人工内耳から得られる恩恵を家族が安心して確認できるため、必要に応じて機器の調整も可能となります。

2. シンプルで迅速な検査
声音に近いManU-IRU刺激音を使用し、客観的な反応を測定することで、さらなる臨床判断が簡単に行えます。

3. 聴力の最適化
補聴器のフィッティングを正確に確認することで、複雑なニーズを持つ被検者へのフィッティング過程が最適化されます。

会社情報



  • - 会社名: ダイアテックジャパン株式会社
  • - 所在地: 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地 ソリッドスクエア西館16階
  • - 代表: 齋藤 徹
  • - 設立: 2013年
  • - 事業内容: 聴力検査装置等の医療機器の輸入・販売、関連部品の輸入・販売、関連製品の保守サービス
  • - URL: ダイアテックジャパン

『Aided Cortical』の導入により、補聴器や人工内耳の効果検証がより確かなものとなり、聴覚のニーズに応える大きな一歩を踏み出しました。今後の活躍に期待が寄せられます。


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