JAF山形が協力する水没車両救助訓練
JAF山形支部は、7月26日(金)に天童市で行われる「水没車両からの救出救助訓練」に参加します。この訓練は、近年の豪雨による水没事故の影響を受け、山形県警察本部警備部と天童警察署が主催し、災害対策の強化を目的としています。
訓練の背景
全国的に急増する豪雨災害を受け、特に山形県ではアンダーパスでの車両水没が頻発しています。これを受け、警察や地方自治体が連携し、実際の水没状況を想定した救助訓練を実施することになりました。地域の安全を確保するための訓練は、今後ますます重要な取り組みとなっていくでしょう。
訓練内容
今回は、警察官約60名を対象に、次のような内容で進められます:
1.
座学講習
JAF山形支部の専門講師による水没車両の危険性についての座学が行われます。この講義では水没時の注意点や対処法などが説明されます。
2.
VR体験
最先端のVR機材を使用して、仮想の水没状況を体験します。参加者は車両が水没した際の脱出方法を学ぶことができ、安全意識の向上につながります。
3.
実地訓練
実際のアンダーパスを使用して、想定される集中豪雨による冠水を再現し、救助訓練を行います。この訓練では、運転手が水没した車両からの救出がテーマです。
開催概要
- - 名称: 水没車両からの救出救助訓練
- - 主催: 山形県警察本部警備部警備第二課・天童警察署
- - 日時: 2024年7月26日(金)9:00~12:00
- - 場所: 天童警察署及び天童市老野森地内「交り江アンダーパス」
取材者向けの注意
取材を希望する方は、天童警察署の3階会議室に8:55までに集合してください。また、この訓練は一般の参加者は対象外であり、突発的な事案が発生した場合には中止となる恐れがあります。
まとめ
このような訓練は、警察官だけでなく一般市民の安全にも寄与するものです。様々な災害に備え、地域ごとの取り組みが進んでいく中、JAF山形支部の専門知識と技術の提供に期待が寄せられています。今後も継続して、地域の安全を守るための活動が重要です。