リカバリープロが15周年
2025-10-22 11:12:28

災害復旧の新たなスタンダードを目指すリカバリープロの15周年

企業価値向上を目指すリカバリープロの取り組み



リカバリープロ株式会社は、2023年に創立15周年を迎えるにあたり、これまでの歩みを振り返り、災害復旧の新たなスタンダードを構築するための「共創」をテーマにした取り組みを発表しました。リカバリープロは、世界最大級の災害早期復旧サービス会社であるBELFORグループの日本法人であり、神奈川県横浜市を拠点としています。実際に、火災や水災といった様々な災害現場において、独自の技術とグローバルなネットワークを駆使して、企業の早期事業再開を支援しています。

知識と経験に基づく復旧サービス



設立当初から、リカバリープロは「被災した機械設備は新品に交換するしか手立てがない」という従来の考え方に対抗し、海外の先進的な知見を取り入れた復旧手法を提案してきました。具体的には、すす汚染除去や洗浄、脱臭、修復、さらには腐食抑制などの作業を行い、被災前の状態に戻すことを可能にしてきたのです。特に、高度な技術力と科学的分析に基づいた技術力は、業界内でも高く評価されています。たとえば、火災後の塩化物イオンの汚染度をわずか20秒で可視化することができるクイックテスト技術などがその一例です。

グローバルネットワークの利点



リカバリープロは世界規模で展開するネットワークを有し、国内外の専門技術者の迅速な動員が可能です。2019年に発生した台風15号の影響を受けた際には、海外からの技術者を活用することで、国内の事業者だけでは対処しきれない状況においても復旧を実現しました。また、2011年のタイ洪水や2020年のダイヤモンド・プリンセス号での特別な除染作業に参加した実績もあり、広範な経験を持っています。

BCPとSDGsの観点から



現在、企業においてはBCP(事業継続計画)やSDGs(持続可能な開発目標)が求められ、リカバリープロの役割がますます重要になっています。BCP観点では、保険会社と協力して将来的な被災査定の迅速化を図ることで、被災企業が素早く保険金を受け取る手助けをしています。これにより、事業中断によって生じるキャッシュフローの悪化を軽減することが期待されています。また、SDGsへの貢献としては、修復技術を活用することで試料や設備の再利用を可能とし、廃棄物の削減にも寄与しています。

今後の展望



リカバリープロは今後、損害保険会社だけではなく、鑑定会社や地域密着型の代理店、さらには清掃業者や内装業者といった幅広い連携を深めていく方針を示しています。「再生」という選択肢を普及させることで、従来の新品交換ではなく、ダウンタイムとコストの削減を実現し、企業の持続可能性にも貢献することを目指しています。中條社長は、「災害復旧を通じて企業の価値向上に寄与し、より多くのお客様に選ばれる存在になりたい」との意向を表明しています。リカバリープロは、今後も災害復旧の最前線で、持続可能な社会の構築に貢献し続けるでししょう。

会社情報


  • - リカバリープロ株式会社
  • - 本社所在地: 神奈川県横浜市
  • - 代表者: 中條峰人
  • - 創立: 2010年10月
  • - 事業内容: 火災、水災などによる建物・機械設備の災害早期復旧サービス
  • - グループ: BELFORグループの日本法人
  • - Webサイト: リカバリープロ


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会社情報

会社名
リカバリープロ株式会社
住所
神奈川県横浜市港北区新横浜1-29-1新横浜MRビル
電話番号

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