松本零士の創作と夢が織り成す銀河の旅、東京シティビューで開催

東京シティビューにて開催される松本零士展

2025年6月20日から9月7日まで、東京シティビュー（六本木ヒルズ森タワー52階）で「銀河鉄道999」50周年プロジェクトの一環として、松本零士展が開催されます。この展覧会では、漫画やアニメの巨星、松本零士の手がけた数々の名作を振り返りつつ、彼の創作の旅路を辿ることができます。

松本零士の創作の旅路

松本零士は、『銀河鉄道999』『宇宙海賊キャプテンハーロック』など、これまでに多くの名作を生み出してきました。今回の展覧会は、彼の没後初となる大型イベントであり、初公開の資料も含む300点以上の直筆原画が展示されます。漫画とアニメの双方で展開された彼の独自の世界観に触れる絶好の機会です。

エントランスの魅力

エントランスには『銀河鉄道999』のプラットフォームが再現され、銀河超特急999号のモニュメントが飾られています。来場者は、ビル群や東京タワー、東京湾の美しい景色を望むことができ、まるで松本零士の創作の旅路に出発するような気分を味わうことができます。特別な体験で、『銀河鉄道999』の名曲と大画面のアニメーションによる演出が、訪れる人々を迎えます。

展示内容の詳細

この展覧会は、3つのゾーンから構成されています。最初のZONE1では、松本零士が漫画家としての第一歩を踏み出した14歳の頃からの作品が展示され、彼の成長と創作の根源に迫ります。ここでは、初公開となるデビュー当時の「創作ノート」や、彼が手掛けた数々の名作の原画が披露されます。特に、彼が好んで描いた「零士メーター」をテーマにした展示が特徴です。

ZONE2では、松本零士の作品に貫かれるテーマ—生きることの尊さや命の大切さ—が顕著に表れています。『銀河鉄道999』の第1話に全貌が映し出され、彼の作品を形作ってきた要素がどのように結実したのかを探求します。さらに、愛用していた画材や帽子など、彼の日常を垣間見ることのできる品々にも注目が集まります。

最後のZONE3では、松本零士の鮮やかな世界観と芸術的な表現力を体感できる貴重なカラー原画が展示されます。特に、彼の特徴である女性像や宇宙に対する憧れが描かれた作品群が、観る者を魅了します。

特別な応募キャンペーン

また、展覧会期間中には特別な投稿キャンペーンも実施されます。参加者は、松本零士作品に登場する憧れのキャラクターについて投稿し、技術者による選考によって選ばれた15組30名に招待クーポンが贈られます。この特別な機会を通じて、松本零士の作品に新たな視線を送ることができるでしょう。

展覧会概要

展覧会名：「銀河鉄道999」50周年プロジェクト松本零士展創作の旅路
会期：2025年6月20日（金）～9月7日（日）
会場：東京シティビュー（東京都港区六本木 6-10-1）
入館料や開館時間の詳細は未定ですが、公式サイトにて随時更新される予定です。松本零士の創作の軌跡を追いながら、彼の魅力を再発見する貴重な機会となります。鈍った未来へのメッセージを、ぜひその目で確かめてください。