甘木線に「サイクルトレイン」が拡大!自転車の新たな旅へ
2025年10月から11月30日までの期間、
西日本鉄道㈱が提供する「サイクルトレイン」が
甘木線でも運行されます。このサービスは、天神大牟田線の特急停車駅から、そのまま自転車を持ち込むことができるもので、2022年3月から本格的にスタートしました。
2023年には、先進的な取り組みとして国土交通省からの表彰も受けており、その利便性が高く評価されています。
「サイクルトレイン」の魅力
天神大牟田線では、特急列車を利用し、自転車の持ち込みが可能な
「サイクルトレイン」が通常運行されています。特に、スマホアプリを駆使した予約や自転車台数の管理、決済システムを導入しており、利用者にとって非常にスムーズな体験を提供しています。また、サイクリングを通じて地域活性化を目指すこの取り組みは、甘木線にも拡大されることで、更なる観光促進が期待されます。
秋のサイクリングスポット
甘木線沿線には、「AKIZUKI History Ride」と呼ばれるサイクリングルートが設定されており、特に秋には美しい風景を楽しむことができます。このルートは甘木駅から秋月まで続いており、北野駅付近には「コスモス街道」と名付けられた堤防が約2.5kmにわたって広がっていて、サイクリングを楽しむ訪問者で賑わいます。観光スポットも多数あり、まさに自転車旅には最適な場所です。
利用方法と必要な準備
新たにサイクルトレインを利用可能な駅は、
西鉄久留米、
北野、
甘木の3駅です。これらの駅間を利用する際には、自転車の持ち込み料や予約は不要とされており、誰でも気軽に利用することができます。ただし、特急列車や普通列車の時間帯に応じた利用が必要ですので、事前に時刻表を確認しておくことをおすすめします。
予約の手順
「サイクルトレイン」を利用する際は、まずは西鉄電車の公式LINEアカウントから予約を行う必要があります。予約は出発1か月前から、出発10分前まで可能です。予約が完了したら、当日は駅のQRコードを読み取り、表示された乗車券を駅員に見せれば搭乗できます。ただし、甘木線のみに利用する場合は、予約は必要ありません。
注意事項
サイクルトレインの利用に際しては、一両あたり自転車の持ち込みは2台までとなります。また、車いすスペースなどに配慮し、自転車の移動が必要になる場合がありますので、注意が必要です。特に混雑時には次の便を待つこともありますので、余裕を持ったスケジュールでの利用が理想です。
まとめ
「サイクルトレイン」は、甘木線でも利用できるようになることで、さらなる自転車の旅の魅力を引き出すことが期待されています。秋には美しい自然を感じながらのサイクリングが楽しめるため、ぜひこの機会に甘木線を使って、新しい旅のスタイルを体験してみてはいかがでしょうか。この取り組みが地域の活性化にもつながり、多くの人に愛されるサービスとして広まっていくことを期待しています。