みつばち文庫とは
『みつばち文庫』は、株式会社山田養蜂場が提供する児童書を全国の小学校に無償で寄贈する活動です。毎年、多くの小学校からの応募が期待されており、2025年度の寄贈先募集が11月25日より始まります。この活動は、子どもたちの豊かな心を育むための重要な取り組みであり、今年で27年目を迎えました。
読書を通じた心の育成
現代では、子どもたちが活字に親しむことが少なくなってきています。そこで、『みつばち文庫』では自然環境や人とのつながり、命の大切さをテーマにした書籍を寄贈し、読書を通じて大切な価値観を学ぶ機会を提供しています。読書は、言葉を学ぶだけでなく、感性や表現力、創造力を養う大切な手段です。子どもたちが新たな知識と気づきを得ることで、将来の成長に繋がります。
課題と新しい知識の提供
残念ながら、今も多くの学校図書館では予算の制約や体制の問題から、新しい本の導入が難しい状況です。そのため、古い本が残り続けることがあり、児童たちの読書意欲に影響を及ぼすことも少なくありません。『みつばち文庫』を通じて新しい本が提供されることで、子どもたちに新たな学びの場と、読書への興味を促進する機会を生み出しています。
過去の寄贈実績
1999年から活動を開始して以来、『みつばち文庫』は全国約72,000校に76万冊以上の書籍を寄贈してきました。この取り組みは、多くの学校から喜ばれ、寄贈者の想いが学校と地域を結ぶ温かいつながりを生んでいます。寄贈先の学校からも多くの感謝の声が寄せられており、子どもたちの成長に寄与する一翼を担っていることが実感されています。
募集要項
2025年度の『みつばち文庫』寄贈先への応募は、2025年11月25日から12月19日まで受け付けられます。応募はWEBサイトの専用フォームから行うことができます。
応募フォームでは、応募者の基本情報に加え、寄贈希望小学校の情報や、子どもたちへのメッセージを記入する必要があります。選定基準には、自然環境の大切さや人とのつながり、命の尊さが反映された書籍が含まれ、多様なジャンルとバランスで選ばれることが重視されています。
この活動を通じて、子どもたちに豊かな読書体験を提供し、未来を担う力強い心を育むお手伝いをしたいと考えています。ご応募をお待ちしております。
来年も多くの子どもたちに喜ばれるよう、心を込めた活動を続けてまいります。是非、この機会に応募してみてはいかがでしょうか。