世界で輝くアーボリスト
2026-01-28 14:02:35

岡山の若手アーボリスト、世界で圧巻の勝利を収めた!

岡山の若手アーボリスト、世界での快挙



岡山県吉備中央町に拠点を置く株式会社かわうち林業の代表、河内孝介氏が、2025年12月5日から7日に香港で行われた「HKTCC2025(Hong Kong Tree Climbing Championship 2025)」で総合優勝を果たしました。この大会は、世界各国から集まったアーボリストたちが技術を競い合う舞台であり、日本人の若手アーボリストとしては非常に貴重な成果となりました。

ツリークライミングチャンピオンシップとは



今回の大会は、特に難易度が高く設定されており、予選を勝ち抜いた5名が決勝に進出しました。この決勝ラウンドでは、高さ約25メートルの2本の巨木を跨ぐという大きな挑戦が課せられました。選手たちは、制限時間30分以内に自分自身でロープを設置し、設置したロープを使って配置された4つのベルを鳴らしてから地上に戻るというミッションを遂行します。

移動の経路やベルを鳴らす順番は選手の選択に委ねられ、技術だけでなく戦略的思考が勝敗を分けるポイントとなっています。特に今年は、過去以上に難しい条件が設けられており、他の選手が苦戦する中で、河内氏のみが全てのベルを鳴らし、使用したロープを完璧に回収して降りることに成功しました。

アーボリストとは



アーボリストとは、樹木に関する専門知識とロープ技術を駆使して高所での樹木の管理や診断を行う専門家のことです。国際大会での優勝は、日本の林業界における技術革新の象徴であり、樹木保護の意識向上契機となります。

実際、アーボリストが日本に導入されたのは約20年前からであり、樹木管理においてアーボリストの重要性はまだ広まっていないと言えます。しかし、海外では森林浴や庭木の価値に対する認知が進んでおり、樹を大切にする文化が根づいています。

日本と海外の意識の違い



日本においては、森林資源が豊富であるがために不要な巨木の撤去が喫緊の課題として根強く存在しています。また、高齢化が進む中で、樹木の保全を自ら行うのが難しい家庭も多いのが現情です。これに対し、河内氏は「樹を愛してほしい」という思いを持っており、樹木を生き物として尊重することが林業界への理解を深める第一歩であると考えています。

今後の展望



今後河内氏は、「樹を生き物として愛してほしい」という願いを持ちながら、継続的に樹木に関する知識や技能を広めていきたいと語っています。彼の活動を通じて、日本の樹木文化を「消費」から「共生」に変えていくことが目指されています。

他にも、彼は日常業務を通じて経験する樹と共に暮らす喜びを多くの人に伝えたいと考えており、庭木を大切にする意識を高めることも目標の一つとしています。

経歴



河内孝介氏は1994年に岡山県で生まれ、幼い頃の自然の中で育ち、樹々に寄り添いたいという思いを抱いてきました。中学生の頃には宮大工を目指しており、2016年から岡山県の森林組合で経験を積んだ後、2019年に独立。2021年には「株式会社かわうち林業」として法人化し、これまでにJAC樹護士アーボリスト®チャレンジでの二連覇や、国際大会での優勝を成し遂げました。

まとめ



河内氏の快挙は、アーボリストの重要性を再認識させるものであり、今後の日本の樹木管理や保護意識の向上に期待が寄せられています。彼の努力と情熱は、樹木が持つ自然との共生の重要性を多くの人に伝えるきっかけとなることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社かわうち林業
住所
岡山県加賀郡吉備中央町吉川202-5
電話番号
090-4062-7534

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