日本の「おにぎり」で世界の子どもたちに希望を届ける
特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International(TFT)が主催する「おにぎりアクション」に関連して、今年も「おにぎりフォトグランプリ」の受賞作品が発表されました。このフォトグランプリは、日本の象徴である「おにぎり」を通じて、アフリカやアジアの子どもたちに学校給食を届けることを目的とした取り組みです。
おにぎりアクションとは?
「おにぎりアクション」は、SNSにおにぎりの写真を投稿することで、企業の協賛のもと寄付が行われ、世界の子どもたちに給食を提供するというキャンペーンです。2025年の開催期間は、10月7日から11月15日までの約40日間。参加者から寄せられた写真は延べ23万枚以上にのぼり、116万食以上の給食が提供される結果となりました。
受賞作品の紹介
本年は、8つの作品がグランプリに輝き、それぞれの作品はその背後にあるストーリーや思いが映し出されています。
1.
心もおなかもいっぱいで賞 supported by エプソン
受賞者: たぴママさんの作品は、青空の下でおにぎりを頬張る可愛らしい兄妹。美味しそうな光景には、未来への希望が溢れています。
2.
ぎゅっとおいしい秋で賞 supported by オイシックス・ラ・大地
焼きおにぎりの香ばしい一枚は、見る者を温かく包み込む魅力があります。
3.
子どもおにぎり賞 supported by ニッスイ
お孫さんのために愛情たっぷりで作られたおにぎりを食べる、笑顔あふれる瞬間を捉えた作品です。
4.
みんなで結んだで賞
高校生たちが、おにぎりを持ち寄る姿からは、地域貢献への熱い思いが感じられます。
5.
おにぎり発明賞
空手の懇親会のために作られた、ユニークなおにぎりの発明が光ります。
6.
エピソード賞
家族の絆を象徴する応援おにぎりのエピソードが心に響きます。
7.
あげずにはいられないで賞(おじいちゃんの田んぼのお米で作ったおにぎり)
おじいちゃんと孫の幸せなひとときを捉えた一枚です。
これらの受賞作を通じて、参加者の多様な思いや食への愛情が伝わってきます。
食の支援を持続可能に
おにぎりアクションは、ただの食に留まらず、人と人とのつながりを生み出すプロジェクトでもあります。協賛企業や団体も多く参加しており、企業、自治体、そして個人が一体となって支援の輪を広げています。過去の開催では、約214万枚の写真が投稿され、累計で1163万食を超える給食が提供されてきました。
参加方法
「おにぎりアクション」への参加は非常に簡単で、写真をSNSに投稿するだけで、給食支援に繋がります。あなたもぜひ、美味しいおにぎりを通じて、世界の子どもたちに愛と希望を届けませんか?
結び
日本の食文化を通じて、国境を越えた支援とつながりが生まれる「おにぎりアクション」。これからもその輪が広がり、より多くの子どもたちに笑顔と食の支援が届くことを願っています。