西武福井店が「FUKUI SDGs AWARDS 2024」において受賞
西武福井店が、2024年3月9日に仁愛大学主催の「FUKUI SDGs AWARDS 2024」において福井市賞を受賞しました。この受賞は、福井県の企業や団体、学生などがSDGsに向けた優れた取り組みを評価される際に与えられるものです。今回は、28団体が推薦され、その中から11の優れた取り組みが選ばれました。
福井県におけるSDGsへの取り組み
「FUKUI SDGs AWARDS」は、2030年のSDGs達成に向けた活動を促進することを目的としています。審査は、自治体やNPO、教育機関、企業などが参加する選考委員会によって行われ、西武福井店はその多様な活動内容により評価されました。これには、百貨店ならではの特色を生かした地域貢献が含まれています。
具体的な取り組み内容
西武福井店では、顧客と社会貢献活動団体を結びつけるため、以下の3つの主な活動を行っています。
1.
盲導犬育成支援
毎年、盲導犬育成のための募金活動を実施しており、全店舗には盲導犬をかたどった募金箱が設置されています。これまでの募金累計は、全店で約4億9,374万円、西武福井店個別では816万円に達しています。
2.
植樹・育樹活動
グリーンラッピングサービスを通じて、顧客が寄付を行うことができる仕組みを整え、これにより2009年度からの植樹本数は全店で20,499本に。西武福井店では、19,449件のグリーンラッピングが行われました。
3.
途上国支援
使わなくなったこども靴を集め、それを国際協力NGOを通じてザンビア共和国に送ることで、現地の子供たちを健康リスクから守っています。これにより、全店で計1,214,222足、福井店だけでも22,871足を支援しました。
これらの活動は、単なる支援を超えて、地域社会とのつながりを構築することを目指しています。
受賞後の展望
西武福井店は、今後も多様な社会貢献活動を推進し、地域の人々に「新しい気づきや学びの場」としての役割を果たすことを目指しています。また、2028年には開店100周年を迎える予定であり、これを機に地域の持続可能な街づくりへの貢献を一層強化していく方針です。
浸透したSDGsの概念を活用して、さらに地域のステークホルダーとの連携を深め、数々のプロジェクトを通じて地域貢献の実績を積み重ねていく所存です。これによって、西武福井店が地域の絆の中心として末永く愛され続けることを期待しています。
まとめ
「FUKUI SDGs AWARDS 2024」での受賞は、西武福井店のこれまでの多様な取り組みが形になった結果です。地域の特性を生かしながら、SDGsの理念をもって社会貢献を続ける姿勢は、他の企業や団体にとっても良い手本となるでしょう。また、今後の取り組みに注目が集まります。