日本初のゲーム特化型ファンド、EnFiグローバルイノベーティブテクノロジーファンドの設立

新しい時代のゲームファンドの幕開け

日本初となる「EnFiグローバルイノベーティブテクノロジーファンド」が設立され、エンタテインメント業界の変化に対応した新たな投資機会が生まれました。このファンドは、急速に進化するテクノロジーや消費者の価値観の変化、そしてM&Aの活発化を背景に、業界内でのイノベーションを促進し、投資家に様々なチャンスを提供することを目的としています。

エンタテインメント業界の変貌

エンタテインメント業界では、テクノロジーの進展や消費者ニーズの変化が著しく、これに応じてビジネスモデルの改訂や新たな投資の可能性が求められています。その中でEnFiは、業界の最新トレンドを把握し、事業開発のための資本提携を通じて、多様な投資機会を見出すことを目指しています。特に、国内であまりアクセスできなかった海外ベンチャーキャピタルファンドへの投資機会を増やし、投資後の企業との連携を支援する体制を整えています。

EnFiのゲーム特化型ファンド

このファンドの第一号プロジェクトは、日本初となるゲーム特化型ベンチャーキャピタルファンドに投資を行うことです。Sisu Game Venturesは、北欧を拠点にした世界初のゲーム専用ファンドの一つであり、連続企業家たちが代表パートナーとして活躍しています。彼らは、データセンタの効率化や配信プラットフォームなど、幅広いゲーム関連分野に注力しています。

また、Sisu Game Venturesはシードからアーリーステージに対する投資に特化しており、その強固なネットワークと専門知識を駆使して、ゲーム業界の成長を支援します。このことは、投資リターンだけでなく、出資者に対しても実際の事業展開をサポートする要素となっています。

業界内でのエコシステム構築

このファンドの強みの一つは、業界出身の起業家がファンド運営に関わることで、高度なノウハウが流通し、資金が循環するエコシステムが形成される点です。これにより、業界内での起業家たちは連続的に新たなビジネスを創出する機会を得ることができ、さらなるイノベーションが期待されます。

EnFiの概要とビジョン

EnFi株式会社は2020年に設立され、「Entertainment x Financial」をコンセプトに、エンターテインメント産業の事業開発を積極的に支援しています。代表の垣屋美智子氏は、ソニー・コンピュータエンタテインメントでの経験を持ち、ゲーム業界に精通しています。EnFiは国内外の多様なプロジェクトを企画し、引き続きエンタテインメント事業における価値創造を追求していく所存です。