佐川急便の新計画
2025-05-14 15:06:22

佐川急便、新たな中期経営計画「SGH Story 2027」とその取り組み

佐川急便、新たな戦略を発表



2025年4月より始動する佐川急便の中期経営計画「SGH Story 2027」が発表されました。この計画は、物流業界が直面する新たな課題に対する戦略的なアプローチを示しており、企業の社会的役割を重視しています。1957年に京都-大阪間での1個のお荷物の配送からスタートした佐川急便は、創業以来「飛脚の精神」を受け継ぎ、お客様に心を込めてサービスを提供してきました。

社会変化と物流の役割


昨今の社会では、急速な変化に伴い、企業への求められるニーズも多様化し、ますます高度化しています。物流はその重要なインフラとして、社会や経済活動に欠かせない存在となることが予想されています。この流れを受け、SGホールディングスグループは2040年を見越したビジョン「Grow the new Story」を掲げ、より良い社会を共に育むための新しい物流のあり方を模索しています。

新サービスの展開


「SGH Story 2027」では、飛脚宅配便を基盤に、越境ECや低温物流などの新サービスを展開します。特に低温物流は生鮮食品や医薬品の分野で徹底した温度管理を提供し、業界のニーズに応えます。また、チャーターサービスにより、顧客の特定の物流ニーズに合わせた柔軟な輸送方法を提案し、サプライチェーン全体の最適化を図ります。

環境貢献と持続可能性


さらに佐川急便は、企業の社会的責任として、安全を重視しながら環境保全活動にも力を入れています。モーダルシフトの推進やエコ安全ドライブの導入を通じて、CO2排出量の削減に取り組み、持続可能な社会の実現に寄与することを目指します。これに伴い、東京都八王子市の「高尾100年の森」が環境省の「自然共生サイト」に認定され、企業の森を通じた生物多様性の保全が評価されています。これは、地域社会に対する具体的な貢献に繋がります。

健康経営と福利厚生


また、佐川急便は社員の健康管理を重視し、「健康経営優良法人2025」に初認定を受けています。これは、全社員が健康的で働きやすい環境を整えるための取り組みの一環です。健康的な従業員こそが企業の発展に寄与するという理念のもと、従業員が生き生きと働ける職場づくりを推進しています。

現地イベントの参加


さらには、佐川急便は「貨物鉄道フェスティバル in 安治川口」に参加し、業界とのつながりを強化しました。このイベントでは、フォークリフトやコンテナの展示、コンテナ荷役作業の実演が行われ、多くの来場者で賑わいました。公式キャラクター「飛脚のcocoro」も参加し、一緒に写真撮影を楽しむという企画もあり、地域の人々との交流を深めました。

今後も佐川急便は、企業の成長と社会貢献の両立を目指し、更なる進化を遂げていくことでしょう。物流業界の未来を共に築いていくため、社員一同、誠心誠意努力してまいります。


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会社情報

会社名
佐川急便株式会社
住所
京都府京都市南区上鳥羽角田町68番地
電話番号
03-3699-3614

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