犬山の公共ライドシェア
2024-11-08 06:52:19

愛知県犬山市で公共ライドシェア車両が登場!災害時の備えも兼ねた新たな取り組み

愛知県犬山市で新たな公共交通手段が始動



愛知県犬山市に、県内初となる公共ライドシェア車両「MARU MOBI(マルモビ)」が貸与されることが決定しました。これは、交通空白地の解消と災害時の備えを両立させるための取り組みとして注目されています。

県内初の公共ライドシェア



2024年11月1日、犬山市役所で「マルモビ」の納車式が行われ、犬山市の原市長とトイファクトリーの藤井社長が、マルモビパートナーシップ協定を締結しました。この取り組みは、愛知県内の公共交通機関の減少に伴う住民の移動手段の確保を目的としています。マルモビは、平時はライドシェアとして地域の交通を支え、有事の際には災害対応車両としても機能します。

マルモビの機能と利点



マルモビは、トヨタのハイエースをベースにした多機能車両です。特に注目すべきは、その柔軟性です。車内のシートやレイアウトは脱着式で、用途に応じて簡単に変更できます。そのため、平日の日中は地域の交通不足を補うライドシェア車両として運用し、また、防災訓練などさまざまな市民イベントでも活用される予定です。原市長は、マルモビの特長を生かし、犬山市の新しい街づくりの起点となることを願っています。

災害への備え



マルモビはただの交通手段ではありません。その多機能性から、「トイレカー」としての利用も可能です。実際にトイファクトリーは、マルモビ車内に搭載可能なスイス製のウォーターレストイレ「クレサナ」を開発し、避難所でのトイレ問題に苦しむ人々のために派遣する事例も生まれました。事故や災害時においてもすぐに利用できる準備が整っています。

地域と企業の連携



トイファクトリーの藤井社長は、キャンピングカー製造で培った技術を活かし、地域のニーズに応じたクルマ作りに注力しています。公共交通機関が減少する中で、高齢化社会が進む日本において、交通弱者の増加への対策として、このマルモビの活用が期待されています。

この取り組みは、犬山市のみならず、全国各地に広がる可能性を秘めています。今後も、マルモビを所有・利用する他の自治体や団体との協定締結が予定されており、地域住民がより安全に移動できる環境作りが進められます。

まとめ



愛知県犬山市での「マルモビ」の導入は、交通空白地解消と災害に備えた多機能車両の実現に向けた新しい試みです。このプロジェクトが成功すれば、他の地域でも同様の取り組みが進められ、災害に強い社会の実現につながるかもしれません。この新たな交通手段の導入が、犬山市のさらなる発展に寄与することを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社トイファクトリー
住所
岐阜県可児市瀬田800-1
電話番号
0574-63-0667

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