オンラインで学ぶCOP29の注目点
気候変動に対する対策が急務とされる現在、国際会議 COP29 が2024年11月11日から11月22日までアゼルバイジャンのバクーで開催されます。この重要な会議に先立ち、WWFジャパンが主催するオンラインウェビナーが、10月25日(金)午後3時から行われることが発表されました。
COP29の概要と背景
国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)は、国際的な温暖化対策のために設立された場で、特にパリ協定に基づくルール交渉が中心です。しかし、近年は国家だけでなく、企業や地方自治体も積極的に参加するようになり、非国家アクターと呼ばれる新しい参加者たちが重要な役割を果たしています。
特にCOP29は、「ファイナンスCOP」として注目されています。これは2025年以降の途上国向けの資金援助について議論が進展する可能性があるためです。また、昨年のCOP28で行われた気候変動対策の進捗評価である「グローバル・ストックテイク」の結果を受けて、2035年までの温暖化ガス削減目標を決定する動きも考えられます。さらに、炭素市場に関する議論もひとつの焦点となっています。
日本への影響
これらの問題は、日本にとっても無関係ではありません。今後の国際的な規制やルール変更は、日本の企業や経済にも大きな影響を与える可能性があります。グローバルな視点からの脱炭素化の流れを理解することがますます重要になっています。特に日本のビジネスにおいても、環境への配慮が求められる時代が到来している中で、COP29の動向を見逃すわけにはいきません。
ウェビナーの詳細
WWFジャパンの小西雅子、山岸尚之、田中健を迎え、彼らがCOP29に関する基礎知識から最新情報までを解説します。ウェビナーはZoomを通じて行われ、誰でも参加できる形式です。興味のある方はぜひ参加して、最新の脱炭素トピックに触れてみてください。
開催概要
- - 日時:2024年10月25日(金)15:00~16:30
- - 形式:Zoomウェビナー
- - 主催:WWFジャパン
- - 申込先:ウェビナー参加申し込み
参加者には申し込み後、参加用のURLがメールで送信されます。
当日のスケジュール(仮)
- - 15:00:ウェビナー開始
- - 15:05~15:25:COP29注目点①
- - 15:25~15:45:COP29注目点②
- - 15:45~16:00:非国家アクターの動向
- - 16:00~16:30:質疑応答
この非常に重要な議題に関するウェビナーを通じて、気候変動問題の理解を深め、未来に向けた知識を得る良い機会です。参加を心よりお待ちしております。
WWFについて
WWF(World Wide Fund for Nature)は、1961年に設立され、100カ国以上で環境保全に取り組んでいる団体です。生物多様性の回復と地球温暖化防止に努め、人と自然が共存できる持続可能な未来を目指しています。詳しくは
WWF公式サイトをご覧ください。