新しい形の茶の湯、「茶空会」
2020年、茶の湯はそのあり方が大きく変わる時代を迎えました。伝統的な茶道が茶室からWEB空間へと広がることで、私たちのコミュニケーションのスタイルも変わってきました。茶空会「sakue」では、その革新的な試みとして、オンライン茶会を開催します。本イベントは、2020年9月5日(土)に行われ、参加者が空間を超えて茶の湯を体験できる貴重な機会です。
茶空会は、「茶の湯を茶室からWEB空間へ拡張する」を掲げ、グローバルな参加者がリアルタイムで交流し、一座建立を共に体感する場を提供します。仏教の教えでもある「空」をテーマに、あらゆるものは常に変化し、一瞬一瞬が新たな体験であることを強調しています。
重陽の茶会
本会では、9月の節句「重陽」に合わせたオンライン茶会が企画されています。この日は特別な茶菓子が参加者に事前に配送され、菊の花をテーマにした内容が用意されています。重陽の由来は、古代中国の伝説にさかのぼります。菊の水を飲むことで長寿を願った故事は、日本の平安時代に伝わり、今日の祭りへと進化しました。
特別な体験:VR茶席
今回、重陽の茶会では、限定15名様に「VR茶席」が提供されます。これは、360度の臨場感を持つVR映像を通じて、まるで茶室にいるかのような体験ができる画期的なプログラムです。このVR茶席では、事前にお届けされるVRゴーグルを通じて、茶道の魅力を新しい視点から感じられます。
開催詳細
茶空会は以下のように開催されます:
- - 日時:2020年9月5日(土)
- - 一席目:14時~15時(オンライン茶席・視聴のみ)
- - 二席目:17時~18時(VR茶席)
- - 定員:一席目は各40名、二席目は15名
- - 会費:
- 一席目:4,500円(茶菓子・抹茶・宅配便代含む)
- VR茶席:5,800円(茶菓子・抹茶・VRゴーグル含)
参加者には、お届け物として特製茶菓子や抹茶、さらにデジタル会記が用意されます。オンラインでの参加は簡単、Zoomを通じてリンクをクリックするだけで参加可能です。
参加お申込み
申し込みはPeatixで受け付けており、申し込み時には必ず住所を記入する必要があります。申込締切は8月31日ですので、お早めに!
プロジェクトメンバーの紹介
このプロジェクトは、茶道を愛する熱意を持つ複数の専門家の協力によって成立しています。茶会ディレクションを担当する岡田宗凱氏をはじめ、デザインや映像制作など携わる多くのメンバーの協力により、茶空会が実現しました。
茶空会の目的は、茶の湯を通して新しい出会いや体験を創出することです。枠を超えた交流の場を提供することで、参加者の思い出に残るような体験を一緒に作り上げることを目指しています。このユニークなイベントを通じて、新たな茶の湯の形を発見することができることでしょう。皆様の参加をお待ちしております!