北海道の酒米を語ろう2024が浅草で開催
2024年8月26日、東京・浅草橋ヒューリックホールにて「北海道の酒米を語ろう2024」が行われました。このイベントは、北海道の優れた酒米の魅力を広めることを目的としており、全国から参加者が集まりました。
多彩な参加者が集結
参加者には、北海道で酒米を生産するJAピンネ、JAあさひかわ、ホクレンなどが名を連ね、さらには道内の酒蔵杜氏として二世古酒造、上川大雪酒造、小林酒造が参加しました。さらに、道外からは飯沼醸造や龍神酒造、秀鳳酒造場なども参加、その名を聞くだけでも期待が高まります。
酒米の特徴と生産状況
北海道では、「吟風」「彗星」「きたしずく」という3つの主要な酒米品種が生産されています。それぞれが持つ独特の風味や特性は、道内の14の酒蔵16の製造場で原料米の約80%を占め、全国での知名度を高めています。道外では、70を超える酒蔵が北海道の酒米を使用しており、今回はさらにその魅力を喧伝することが目的の一つでした。
意見交換会の重要性
このイベントでは、酒米生産にかかわる様々なテーマをもとに、参加者同士で意見交換会が行われました。「北海道の酒米に望むこと」や「日本酒の消費拡大に向けたアプローチ」などについて、活発な話し合いが展開され、参加者全員が貴重な意見を交換しました。
トークセッションでの熱い議論
意見交換会の後には、参加した酒蔵の杜氏によるトークセッションが行われ、醸造技術や酒米の利用方法についての熱い議論が交わされました。この場では、参加者からの質問に熱心に答える徳の声が響き、参加者同士の深い理解と交流が促進されました。
交流会の盛り上がり
トークセッションの後は、お楽しみの交流会。道内全酒蔵から持ち寄られた日本酒と道産のおつまみで、参加者同士が親しく交流する時間が持たれました。美味しい日本酒を片手に、新しい友人を作る参加者の姿が印象的でした。
さらなる情報発信
この意見交換会とトークセッションの模様は、後日北海道の公式ホームページやYouTubeで公開予定ですので、参加できなかった方もぜひチェックして、北海道の酒米の文化を楽しんでいただきたいと思います。一緒に日本酒の世界を広げていきましょう!