ビックカメラの新提携
2022-02-03 15:00:05
ビックカメラとリビングロボット社が新しい教育の形を創造する業務提携を発表
ビックカメラとリビングロボットの新たな業務提携
2023年、リビングロボット社とビックカメラ社は資本業務提携を結び、教育用ロボット「あるくメカトロウィーゴ」の店頭での展示・販売を実現しました。この提携により、教育現場だけでなく一般の人々にもロボットによる新しい学びの体験が広がります。
提携の背景
リビングロボットは福島県伊達市に本社を置き、「人とロボットが共に生きる社会」の実現をビジョンに掲げています。ビックカメラは東京の豊島区に本社を置く家電量販店で、生活に密接した商品を取り扱っています。両社の提携は、それぞれの強みを活かしながら、教育分野における新しい可能性を模索するものです。
新教育の幕開け
提携の結果、ビックカメラ有楽町店では「あるくメカトロウィーゴ」が常時展示されることになります。これまでプログラミング教育など特定の場でしか体験できなかったロボットが、身近な店舗で手に取れる機会が増えることは、多くの子どもたちにとって新しい学びの場を提供します。特に、STREAM(ストリーム)教育の概念に則った教育の実践が期待されており、子どもたちが科学や技術を自ら学ぶことの重要性が強調されています。
「あるくメカトロウィーゴ」とは?
このロボットはプログラミングを通じて、自発的な学びを促進するために開発されました。3D造形家モデリズム小林和史氏がデザインしたというこのロボットは、実際に触れて遊ぶことで自然とプログラミングへの興味を引き出します。
特に注目すべき点は、ロボットに搭載されている様々なセンサーや技術の数々です。8個のサーボモーター、オートフォーカスカメラ、加速度センサーなどを活用し、高度な機能を持つ「あるくメカトロウィーゴ」は、子どもたちが楽しみながら技術を学ぶ絶好の教材となります。
業界の期待と今後の方向性
今回の提携について、専門家からは期待の声が上がっています。ロボット教育の重要性が認識され、子どもたちが自発的に学ぶ機会が広がることを多くの専門家が歓迎しています。
例えば、ロボット教育分野の専門家、高橋智隆氏は「ロボットを用いることで工学やプログラミングの理解が深まる」と述べています。また、倉爪亮氏は「こうした高度なロボットに触れることが、将来の技術者を育てることにつながる」と語っています。これらの意見は、今回の取り組みが教育界に与える影響を示唆しています。
流通システムと購入方法
ビックカメラでは、簡便に購入できるエントリーパッケージを用意しています。まず、ビックカメラでエントリーパッケージを購入し、その後オンラインで製品代金を決済する流れになっています。支払い方式には一括と分割が可能で、月々のサービス利用料も設定されています。これにより、より多くの家庭で「あるくメカトロウィーゴ」を取り入れることができるアクセシビリティの高い仕組みとなります。
まとめ
ビックカメラとリビングロボット社による業務提携は、教育界に新しい風を吹き込むものです。子どもたちが自ら学び、創造の喜びを体験する場を提供するという、両社のビジョンが実現することを期待しています。今後の展開から目が離せません。
会社情報
- 会社名
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株式会社リビングロボット
- 住所
- 福島県伊達市坂ノ下15
- 電話番号
-
050-8881-6955