モリリンの新素材
2024-10-10 13:24:38

モリリン株式会社の新素材「EVERCIRCLE™」がサステナブルファッションEXPOに登場

モリリン株式会社は、サステナブルな素材を提案する「EVERCIRCLE™」を2024年10月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催されるサステナブルファッションEXPOに出展することを発表しました。このイベントは、環境意識の高まりとともに多くのブランドが集結し、サステナブルファッションの重要性を広める場となっています。

モリリンが展開する「EVERCIRCLE™」シリーズは、環境に優しい素材を使用したファッションを提案しています。特に注目したいのが、ペットボトルを再利用して作られたオーガニックペレット「bottlium®」です。この素材は、全国1,600以上のリバース・ベンディング・マシン(RVM)で回収されたペットボトルを使用しており、原料の透明性が高いのが特徴です。日本国内で回収された飲料ボトルのみを使用しているため、利用者に強い安心感を与えています。

さらに、bottlium®の製造過程では、ペットボトルを1/3に圧縮してから輸送することでCO₂の排出を最大38.2%削減しています。そして、工場では再生可能エネルギーだけを使用して運営されており、サプライチェーン全体で80.3%のCO₂削減を実現しています。これにより、環境負荷を極力減らした優れたサステナブル素材が生まれています。

次に、注目すべきは「Coupcle(クークル)」という取り組みです。これは、廃ガスを活用して化学製品を生成し、その一部をエチレングリコールとして繊維化するプロジェクトです。スチール製造プロセスで生じるCOやH₂を原料として、バージンエチレングリコールと比較して90%のCO₂削減を達成することが目指されています。

さらに、株式会社BPLabとの共同による「BIOLOGIC LOOP®」も注目されるプロジェクトで、消費者が廃棄した衣料品から新たな繊維を抽出する循環型の素材開発に取り組んでいます。これにより、リサイクルされる素材として綿100%やポリエステル100%に加え、bottlium®を組み合わせた新たなサステナブル素材が誕生することを期待されています。

最後にもう一つ、環境に優しい技術で注目されているのが「MocoFilo®(モコフィーロ)」です。これは、ポリエステル原着工場で生産された素材で、糸や生地の染色を不要とし、水使用量やCO₂排出を大幅に削減することが可能です。これらの取り組みを通じて、モリリンは持続可能なファッションの新しい形を提供し、環境への配慮を深めています。

モリリン株式会社は、350年以上の歴史を持ち、素材開発に強いこだわりを持つ企業です。リサイクルから素材の生産まで、川上から川下まで期待に応える商品を展開し、持続可能な未来の実現を目指しています。今回のサステナブルファッションEXPOは、そうした革新の成果を多くの人に知ってもらう絶好の機会といえるでしょう。ぜひ、皆さんも1年後のこの展示会を訪れ、モリリンの取り組みを直接体験してみてください。


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会社情報

会社名
モリリン株式会社
住所
愛知県一宮市本町4-22-10
電話番号

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