本物の和食を学ぶ
2016-10-24 16:13:32
外国人留学生による日本料理の本物の味を広める取り組み
外国人留学生による日本料理の本物の味を広める取り組み
近年、日本料理は世界的な注目を集めています。特に、和食が2013年にユネスコの無形文化遺産に登録されたことをきっかけに、海外の日本食レストランの数が急増しました。しかし、その多くは日本人以外の運営によるものであり、正しく日本料理を再現できていない店も少なくありません。この現状を改善するために、留学生が日本で本物の和食を学ぶことが求められています。
本物の味を知る重要性
日本料理の本質を理解することで、留学生たちは自国に帰った際に、正しい和食の技術や文化を持ち帰ることができます。これは、彼らが地元のニーズに合わせたアレンジを行えるための大切な基盤となります。さらに、日本文化や食材、調味料の使い方などを学ぶことも欠かせません。
日本料理を学ぶ留学生たち
東京すし和食調理専門学校には、母国で日本料理に触れてきた留学生が多く在籍しています。これらの学生はそれぞれ独自の動機を持ちながら、特にみずからの夢を実現するために技術を磨いています。しかし、技術が高くても、本物の味を再現できない難しさにも直面しています。
たとえば、韓国から来た留学生の一人、金完圭(キム ワンキュ)さんは、本物の日本料理の技術を学ぶことで、自国で和食店を再オープンすることを目指しています。彼は、日本で日本料理を教わることで、母国での和食店の質を向上させたいと考えています。特に、「だし」の取り方や日本特有の食材の使い方を学ぶことは、彼にとってとても大事なステップでした。
学校側の取り組み
この学校では、和食の技術だけでなく、職人としてのマインドを育成することにも力を入れています。渡辺勝校長は、日本料理概論の授業を通じて、和食の歴史や日本独特の「おもてなし」の精神を留学生たちに伝えています。これにより、彼らはただの料理人ではなく、文化を理解し生かした職人に成長することが期待されます。
留学生担当者の髙橋祐子さんも、経験豊富なサポートを通じて、彼らが日本での生活に馴染む手助けをしています。国際性を重視し、さまざまな国からの学生たちが集まっているため、彼ら同士の交流も活発です。
今後の展望
学校では、留学生のさらなる成長をサポートするために、新たなカリキュラムの整備や体験入学などのイベントを行っています。たとえば、10月29日は「すし握り体験」が開催され、旬の素材を使った本物のすしを学ぶことができます。
留学生が学んだ技術と知識をもって、今後ますます和食の魅力を世界に広めていくことが期待されます。彼らは日本料理の真髄を学び、その経験をもとに、母国で新しい日本食の文化を築いていくことでしょう。これからの日本料理の未来は、留学生たちによるものかもしれません。
会社情報
- 会社名
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学校法人 水野学園
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前5-29-2
- 電話番号
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