福岡市発の社会起業プログラム「FUKUOKA SOCIAL START UP ACADEMY」第4期開講
福岡市が推進する「FUKUOKA SOCIAL START UP ACADEMY」プログラムの第4期が、2025年10月よりスタートします。このプログラムは、福岡市を拠点とする株式会社ボーダレス・ジャパンと、官民共働型のスタートアップ施設であるFukuoka Growth Nextが手を組んで実施しています。申込者は延べ約400名に上るなど、多くの関心を集めています。
プログラム概要と操縦方針
このプログラムは、約2ヶ月にわたり、参加者が社会課題解決に向けたビジネスアイデアを練り上げることを目指しています。2024年よりスタートしたこのプログラムは、ソーシャルスタートアップの創出を目指し、起業家講座と実践講座から構成されています。
- - 起業家講座: 社会課題を解決する実践者から直接話を聞き、その経験を基に起業のヒントを得る講座
- - 実践講座: ビジネスアイデアを具体化するためのワークショップ形式の講座
これまでの成果
これまでに実施された第1期から第3期までで、起業家講座には317名、実践講座には78名の参加者がありました。さらに、受講者の中からDEMO DAYに進出した方もいます。このように、実績を積み重ねながらプログラムは成長しています。
第4期の講座内容
第4期は、」実践者に聞く 社会起業の始め方」をテーマにした起業家講座を含む全3回の講座から成ります。第1回目には、 NPOや学生起業家など、さまざまなバックグラウンドを持つ4名の登壇者が自らの経験を元に、社会課題への取り組みの方法やその背景について語ります。
- - 日時: 2025年10月24日(金)19:00〜21:00
- - 会場: Fukuoka Growth Next 1F イベントスペース
- - 費用: 無料
- - 定員: 50名(先着順)
- - 詳細と申込みはこちら
登壇者の紹介
- - 平 由以子: ローカルフードサイクリングを代表し、コンポスト活動やNPO法人活動を展開する。
- - 上木場 千泰: 九州大学の学生起業家で、食料品配送プラットフォームを創設。
- - 岸 はつみ: 農業の効率的な活用法を提供するアイスクリームブランドの創設者。
- - 竹下 友里絵: フードロス問題に取り組む企業を運営。
実践講座の展開
さらに、実践講座では、ソーシャルコンセプト及びビジネスコンセプトの構築に関するワークショップを行います。これは、ボーダレスアカデミーの支援により、実践的なスキルを習得できる機会を提供するものです。
- - 日時: 11月10日、11月17日各19:00〜21:30
- - 会場: Fukuoka Growth Next 2F サブイベントスペース
- - 費用: 無料
- - 定員: 約20名(書類選考あり)
- - 詳細と申込みはこちら
企業情報
株式会社ボーダレス・ジャパンは、社会課題に取り組むソーシャルビジネスを展開する企業で、世界14カ国にて多くの事業を展開しています。同社は社会起業家を育成するエコシステムを形成し、様々な賞を受賞しています。
Fukuoka Growth Nextについて
FGNは、福岡市におけるスタートアップ企業の成長を支援するために設立された施設で、多様な支援プログラムを展開しています。福岡市の経済発展に寄与し、持続可能な未来を創造するために努めています。
本プログラムは、福岡市の起業環境を活性化し、未来に向かって大きな可能性を持った起業家を生み出す重要な取り組みとなっています。