川越市のデザインリニューアルされたIoTゴミ箱「SmaGO」
埼玉県川越市に設置されているIoTスマートゴミ箱「SmaGO」が、2023年4月8日より新たなデザインに生まれ変わりました。このリニューアルは、株式会社フォーステック、川越クリーンアップ委員会、株式会社まちづくり川越の3社による協賛を受けて実現したものです。新しいデザインは、地域の趣を反映したもので、より多くの市民や観光客に親しまれることを目指しています。
「SmaGO」は、川越市の鍛冶町広場と小江戸蔵里に設置され、2か所計5台が運用されています。特に鍛冶町広場に設置された3台はCOEDO KAWAGOE F.C株式会社の協賛により、小江戸蔵里の2台は株式会社ジェイコム埼玉・東日本およびNTT東日本埼玉西支店からの協賛を受けています。
持続可能なゴミの課題解決
新しいデザインに伴う運用コストが発生しますが、SmaGOは協賛者を募ることでその負担を軽減させる仕組みを採用しています。この取り組みを通じてフォーステックは、持続可能なゴミ管理システムを実現し、美しい街づくりを推進しています。
SmaGOの特長
「SmaGO」は、環境への配慮から開発されたIoTスマートゴミ箱です。具体的な特徴は以下の通りです。
- - ソーラーパネルによる発電: 太陽光を利用し、エコな電源供給を実現。
- - 自動圧縮機能: ゴミを約5分の1に圧縮し、回収回数を減らします。
- - 通信機能: ゴミの満杯状況をスマホやPCで把握でき、無駄な回収を省けます。
さらに、SmaGOは各面が約1平方メートルあり、自由にデザイン可能。これにより、地域の特色を活かした必要な情報を発信でき、企業からの協賛も募ることが可能です。
設置の背景
川越クリーンアップ委員会
川越クリーンアップ委員会は、複数の商業団体が連携して発足したもので、地域の浄化と美化を目的としています。
まちづくり川越
川越市の地域活性化を目指し、観光案内所や地域資源の活用を推進している企業です。
協賛企業の紹介
COEDO KAWAGOE F.C株式会社
川越市を拠点にJリーグを目指すサッカークラブ。地域貢献を重視しつつ、チャレンジ精神を持った企業運営を行っています。
株式会社ジェイコム埼玉・東日本
地域住民に向けたテレビ、インターネット、音声サービスを提供し、地域イベントの支援なども行っています。
NTT東日本
通信サービスを主軸に地域活性化や災害時の支援にも力を入れています。
株式会社フォーステック
「Smart action on the GO」をスローガンに、環境にやさしいテクノロジーを活用し、持続可能な社会の実現を目指します。
新しいデザインに生まれ変わった「SmaGO」は、地域の人々や観光客にとって、より身近な存在になり、環境意識の高まりを反映するものでしょう。これからの「SmaGO」の活躍に期待が寄せられます。