IVRyと十六銀行、新たな業務提携の開始
対話型音声AI SaaS「IVRy」を提供するIVRy社が、十六銀行との業務提携を発表しました。この提携により、両社は東海エリアの中小企業向けにデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、人手不足の解消に寄与することを目指します。
企業のDX支援を加速
本提携は、IVRyにとって初めての地域金融機関との連携であり、十六銀行の強力な地域ネットワークを生かし、企業の業務効率化を図ります。中小企業が抱える人手不足の問題は深刻化しており、調査結果によれば約60%の中小企業が「人手が不足している」と回答しています。この背景には、岐阜県における人口動態の変化もあります。0~14歳の子どもは減少し、高齢者は増加している一方で、現役世代は約6万人も減少しました。
IVRy社は、AIを活用した業務自動化や効率化が中小企業にとって必須であると考え、十六銀行を通じて「IVRy」の導入を提案していきます。これにより、全国の中小企業が最新のAI技術を手軽に利用できる環境を整備することが可能となります。
十六銀行のサポート体制
十六銀行は、この提携を通じて顧客の業務効率化の要望に応えるため「IVRy」を積極的に紹介し、業務運営に必要なサポートを提供していきます。特に、経営者が直面している多様な課題に対して、高度なソリューション提案力を発揮することが求められています。
十六銀行は第2次中期経営計画において「マーケットインアプローチ戦略」を掲げており、今後は新たな価値を創造するための取り組みがますます重要になってきます。
IVRyの専用サービスの特徴
IVRyは、月々2980円から利用可能な対話型音声AIサービスであり、電話応答の設定や自動応答、予約代行、録音、文字起こし、SMS送信、顧客管理機能など、豊富な機能を持っています。特に、業種を問わず多くの企業に導入され、累計で20,000件以上のアカウントが発行されています。
今後、IVRyは「電話」に依存せず、AI技術の活用を広げる計画を持っています。人手不足やカスタマーハラスメントといった問題に対する解決策を提供し、日本の生産性向上や業務効率化を実現することに注力していく予定です。
さいごに
IVRyと十六銀行が共同で推進するDX支援は、地域の中小企業にとって大きな希望となるでしょう。企業はこの新たな提携による技術の恩恵を受け、直面する課題を乗り越えていくことが期待されます。これからの展開に目が離せません。
詳しくはIVRyの公式サイトをご覧ください。
IVRy公式サイト