地域経済に貢献するエシカルヘアケア商品「幾重」が販売開始

2024年8月、長野県松本市に本社を置く中日本メディカルリンク株式会社は、東京都渋谷区にある株式会社ディアローグコスメティクスとの業務連携を発表しました。この連携により、同社が手掛けるエシカルなヘアケア商品「幾重（いくえ）」シリーズの販売を行うこととなりました。

連携の背景

「幾重」シリーズは、長野県木曽駒ヶ岳の天然の雪解け水を使用して製造されています。また、環境負荷を最小限に抑えるために手作業で生産されており、その一部は障がいのある方々が担当しています。この取り組みは、彼らの就労支援にもつながっており、当社が長年掲げてきた「奉仕」の精神とも深く結びついています。

中日本メディカルリンクは、1919年の創業以来、地域の医療活動を支えており、「奉仕」の心を持って今もなお取り組んでいます。「幾重」を通じて地元の経済活性化に貢献しつつ、製造に関与する障がい者の生活を支えるという使命を果たすことができると確信しています。

提供される商品情報

連携により販売される商品は以下の通りです。
1. 幾重シャンプー・トリートメント（各500ml）
- ホワイトリリー
- フレッシュシトラス
- フルーティフローラル

2. 幾重トラベルセットシャンプー・トリートメント（各50ml）
- ホワイトリリー
- フレッシュシトラス
- フルーティフローラル

必ず医療機関や介護施設での一括購入の形を想定しており、一般消費者向けには販売されていません。詳細な価格については問い合わせが必要です。

期待される効果

中日本メディカルリンクは、「人の役に立ち、社会の役に立ちたい」という理念を基に、地域と環境に貢献する製品を提供します。特に、SDGsに基づいた製品の販売は、地球環境や人々の生活に寄与するものと考えられます。また、医療や福祉従事者へ質の高いヘアケア商品を提供することで、彼らの業務の質向上にも寄与します。

一方、ディアローグコスメティクスは、髪と肌に優しい製品を提供することで消費者の生活の質（QOL）の向上を目指し、地域の環境保全にも取り組んでいます。さらに、B型就労支援施設「I-WORK」との関わりを通じて、障がい者の就労機会の安定化に貢献しています。