小児がん啓発イベント
2025-08-28 11:41:56

全国規模で小児がんの理解を深めるゴールドセプテンバーキャンペーン

小児がん啓発のための「ゴールドセプテンバーキャンペーン」



毎年9月は、世界中で小児がんの啓発月間として「ゴールドセプテンバーキャンペーン」が行われています。このキャンペーンは、子どもたちが小児がんに罹患する実情を府広く伝え、治療に対する理解を深めることを目的としています。

福岡市南区に拠点を持つ認定NPO法人にこスマ九州が中心となり、今年も盛大にイベントが計画されています。特に注目されるのは、福岡県公会堂貴賓館や小倉城など、7カ所がゴールドライトアップされることです。このライトアップは、小児がんの啓発カラーであるゴールドで行われ、地域のシンボルがひときわ美しく飾られます。さらに、博多駅前広場では9月7日にレモネードスタンドも開催され、集まった募金は小児がん支援に活用されます。

小児がんの現状と課題



小児がんとは、0歳から15歳までの子どもたちが罹患する悪性腫瘍のことを指し、白血病や脳腫瘍、骨肉腫などが含まれます。日本では毎年約2,500人の子どもたちが小児がんと診断され、治療の進歩によって約80%が寛解を迎えています。しかし、そのほとんどは希少疾患であり、治療が難しいことから、さらなる研究と支援が求められています。治癒後も、健康に対する不安を抱える子どもたちとその家族に対するサポートも必要不可欠です。

ゴールドセプテンバーキャンペーンの概要



このキャンペーンは小児がんの啓発を目的に、世界各国で財団や団体が一丸となって推進しています。今年、福岡で行われるイベントは、9月の間にさまざまな活動が行われる予定です。特に注目のイベントとしては、9月9日と23日にYouTubeでのライトアップ中継とメインイベントが計画されています。これらのイベントは、視聴者に小児がんの現状と治療の重要性を伝える機会となるでしょう。

アレックスのレモネードスタンドと日本での展開



アメリカのアレックス・スコットは、自らの病気を通じて小児がんの啓発活動を始めました。彼女の名前を冠した「Alex's Lemonade Stand」は、個人でもできる小児がんへの支援策として広く知られるようになりました。この考え方は日本でも広がりを見せ、地域の文化祭や企業イベントでレモネードスタンドが開催されるようになっています。福岡でも博多駅前で本格的なレモネードスタンドが開催され、集まった募金は小児がん支援に活用されます。

まとめ



「ゴールドセプテンバーキャンペーン」は、全国各地で小児がんに対する理解を促進する重要なイベントとなっています。福岡市をはじめ、156か所ものライトアップを通じて、多くの方々が小児がんの啓発に参加しています。参加することで、子どもたちやその家族を支える力となれるでしょう。皆さんもぜひこの活動にご参加いただき、未来を担う子どもたちのために、笑顔の輪を広げていきましょう。


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会社情報

会社名
認定NPO法人にこスマ九州
住所
福岡県福岡市南区塩原4-3-6-101
電話番号
092-553-6408

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