幻の「蔵出しシュトーレン」が登場!
毎年、予約開始から瞬く間に売り切れる幻のシュトーレンが、2024年も登場します。この特別なシュトーレンは、兵庫県朝来市の歴史深い史跡「生野銀山」の坑道内で、厳選された素材がじっくりと3ヶ月間熟成されることにより、独特の風味と食感が生まれます。
生野銀山の歴史と魅力
生野銀山は、室町時代から続く歴史的な鉱山で、織田信長や豊臣秀吉、そして徳川家康とも深い関わりがあります。明治元年には日本初の政府直轄の官営鉱山として、日本の近代化に寄与しました。今ではその坑道が、「神秘のパワースポット」としても知られ、観光客からも注目を集めています。
坑道は年間を通じて約13度の安定した温度を保っており、厳しい暑さにもかかわらず、シュトーレンが熟成される環境は理想的です。この独特の環境によって、毎年多くのメディアから取材が殺到し、絶え間ない話題を提供しています。
シュトーレンの製法
シュトーレンは、ドイツ発祥の伝統的なクリスマスのお菓子で、特に生野銀山での熟成シュトーレンは、その製法が際立っています。地元の老舗洋菓子店「カタシマ」が手掛けるこのシュトーレンは、バターとドライフルーツをたっぷり使用し、まるで一つの芸術作品のように丁寧に仕上げられています。
毎年8月中旬に生野銀山の坑道で蔵入れを行い、3ヶ月間じっくりと熟成されることで、通常のシュトーレンよりも一層の深みと旨みが感じられます。その後、11月中旬に蔵出式を経て、待望の販売が始まります。2024年の蔵出式は11月22日を予定しています。早めに予約をしなければ、手に入れることは困難でしょう。
予約方法と価格
2024年度の「生野銀山 蔵出しシュトーレン」の予約は2024年8月23日(金)から開始されます。価格は5,000円(税込)で、公式オンラインショップからの予約が可能です。
発送は販売開始日からとなり、11月24日以降に指定が可能です。
カタシマのシュトーレンは、その神秘的な力と独自の熟成方法により、毎年多くのファンを魅了しています。一度食べたら忘れられないその味わいは、まさに「一年待ちの幻」と呼べるにふさわしい逸品です。
いま話題の観光スポット
生野銀山の近くには、「日本のマチュピチュ」と称される竹田城もあり、この地域は観光地としてますます注目を集めています。映画のロケ地としても人気の竹田城は、四季折々の美しさを楽しむことができます。
「シュトーレン」と歴史的なスポットの両方を楽しめるこの地域、ぜひ訪れてみる価値があります。
まとめ
生野銀山でのシュトーレンの熟成は、単なるお菓子販売にとどまらず、歴史や文化をも楽しめる貴重な体験です。2024年の予約が待ち遠しいですね。皆さんもこの機会をお見逃しなく!