インフォボックスが追加資金調達を発表
営業データプラットフォームを展開する株式会社インフォボックス(本社:東京都千代田区)は、世界有数のGo-To-Marketインテリジェンスプラットフォームを提供するZoomInfoのCEOであるHenry Schuck氏と、ソフトウェアマーケットプレイスG2のCEO兼共同創業者であるGodard Abel氏より、追加資金調達を実施したことを発表しました。
今回の資金調達は、両CEOのインフォボックスに対するプロダクトビジョン、成長性および技術的な優位性を高く評価したことによって実現しました。この出資を受けてインフォボックスは、ZoomInfoおよびG2との連携を深めつつ、プロダクト開発やデータアセットの拡大に注力する方針です。
資金調達の背景と期待される影響
インフォボックスは、法人営業向けのデータベースプラットフォーム「infobox」を提供しており、日本市場における営業やマーケティング業務の効率化を実現しています。CEOの平沼海統氏は、顧客と営業間の「購買コミュニケーションの不一致」を解消するために取り組んでおり、この資金調達により更なる成長が期待されます。
Godard Abel氏は、"日本市場にはこのモデルを再現する大きなチャンスがあり、インフォボックスチームにはその実現への優れた機会がある"と語りました。一方、Henry Schuck氏は、"インフォボックスのビジョンが日本およびアジア全体のB2B企業におけるGo-To-Marketアプローチを変革するものであり、営業組織が適切なタイミングで適切な買い手を特定できる点が重要"と述べています。これらのコメントは、インフォボックスの未来に向けた期待と信頼を表しています。
infoboxの特徴と機能
提供する「infobox」は、市場調査から始まり、ターゲットリストの生成、キーパーソンへのアプローチなどを一元化して実現可能なプラットフォームです。この画期的なシステムにより、企業はどの顧客にアプローチすべきかを可視化し、売り手と買い手のタイミングやニーズの把握を容易にしています。これにより、戦略的な営業活動を進めることができ、企業の成長をサポートしています。
人材採用への意欲
インフォボックスでは現在、様々なポジションでの人材募集に積極的に取り組んでいます。ビジネス側ではマーケティング、インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセス等で新たなメンバーを迎え入れようとしています。また、プロダクト・データ側ではフルスタックエンジニアやデータサイエンティストなど、技術的な役割も求めています。CEOの平沼氏は、「一人ひとりのオーナーシップをもって挑戦できる環境を提供し、情報流通の最適化を目指す」と語り、社内の雰囲気や文化をアピールしています。
今後の展望
インフォボックスは、今回の資金調達によって得たリソースを活かし、さらなる成長を目指しています。顧客の期待に応える製品とサービスを提供するとともに、日本市場におけるB2Bの購買体験を変革するために邁進するでしょう。新たな技術やアプローチを取り入れることで、インフォボックスは国内外での競争力を向上させると共に、多くの顧客に対し新しい価値を提供していくことが期待されています。
詳細情報と採用情報
- - D会社名: 株式会社インフォボックス
- - 設立: 2018年7月13日
- - 資本金: 1,913,936,420円
- - 所在地: 東京都千代田区内神田1-9-12
- - 詳細確認: 公式サイト | 採用情報