あしたパートナーズと東京ドームウィズが「親なきあと」支援プログラムを開始

あしたパートナーズと東京ドームウィズが新たな支援を実現

株式会社あしたパートナーズは、障害者のご家族向けにオンラインコミュニティ「あしたね」を運営している企業です。このたび、同社は株式会社東京ドームの特例子会社である東京ドームウィズと「親なきあと」支援プログラムの利用契約を締結しました。この契約により、東京ドームウィズで働く障害のある従業員及びその家族は、あしたパートナーズが提供する関連サービスを優待で利用できるようになります。

「親なきあと問題」とは

「親なきあと問題」は、障害のある子どもを持つ親が亡くなった後、その子どもに関する生活や仕事、経済的事項について家族がどのように対応していくかという重要なテーマです。具体的には住まいの確保、生活面での支援、就労の手配、お金の管理、さらには兄弟姉妹間の問題や財産の継承など多岐にわたります。

そんな中、家族だけでこの問題を進めることは非常に困難です。「親なきあと」の準備について相談したくても、どこに相談すれば良いのか分からないという声や、まだ先のことだと思って後回しにしがちな傾向もあります。また、忙しい日常の中で家族と話し合う時間を作れず、感情的になって話が進まないことも少なくありません。これらの理由から、課題解決への躊躇いが生じるのです。

専門家のサポートの重要性

このような現状を解消するために、あしたパートナーズは経験豊富な専門家によるサポートを提供しています。専門家が家族に寄り添い、段取りを整え、話し合いを円滑に進めることで、「親なきあと」の準備をスムーズに行えるよう支援しています。家族の感情に配慮しつつ、必要な情報を提供し、サポート体制を整えることが重要なのです。