国立大学法人岡山大学の教育学部社会科教育学ゼミは、2024年12月22日(日)に「第37回ティーチイン岡山」を開催します。テーマは「ハンセン病問題を私たちはどのように語り継ぐか」で、岡山国際交流センターの多目的ホールで行われます。イベントは午前9時30分から11時30分まで実施され、参加対象者は中学生や高校生から大人まで幅広く、参加費は無料です。このイベントは、ハンセン病に関する問題を多角的に考察し、議論し、理解を深めることを目的としたワークショップです。
ハンセン病、別名「らい病」は、感染症に対する誤解から患者やその家族が差別を受け、深刻な人権侵害が歴史的に行われてきました。この問題は単に過去の話ではなく、今もなお影響を及ぼす事例が存在します。そのため、ハンセン病問題についての理解を深め、偏見をなくすための教育が急務とされています。
「ティーチイン」を通じて、参加者は世代を超えて自由な意見交換を行い、深い議論を通じて問題解決の糸口を探ります。特に、岡山大学教育学部の3年生が司会を務めますので、同年代の意見を聞いたり、議論に参加したりする貴重な機会です。
参加を希望される方は、事前に申し込みが必要です。詳細は岡山大学の公式サイトで提供されており、申し込み用フォームもここからアクセスできます(https://forms.gle/CmEsZdZKfg5mFynS6)。
また、ティーチイン岡山はハンセン病問題だけではなく、その他の社会的な問題についても議論する場として位置付けられており、学生や教職員が集い、共に学ぶ機会でもあります。過去のティーチインでは様々なテーマが取り上げられており、参加者からは好評を博しています。
このイベントは、知識を深めるだけでなく、コミュニティの一員として意見を交わせる良い機会でもあります。ハンセン病についての理解を深め、未来に向けて何ができるかを共に考え理解を深める努力をしましょう。また、申し込みは早めに行うことをお勧めします。関心がある方々のご参加を心からお待ちしています。