自然資本研究会、オンライン開催で企業の成果発表会を実施!
企業のサステナビリティ経営をサポートする株式会社ゼロボードが主催する自然資本研究会の成果発表会が、2025年3月26日(水)にオンラインで開催されることが決まりました。このイベントは、同社のシンクタンクであるゼロボード総研が中心となり、2024年10月の設立以降に取り組んできたリサーチ活動の成果を披露する場となります。特に、ネイチャーポジティブに関する提言を行い、自社に適したTNFD(Task Force on Nature-related Financial Disclosures)開示の参考にしてもらうことを目的としています。
開催の背景
自然資本研究会は、我々の未来を支える自然資本の保全と持続可能な活用を促進するために設立されました。参加企業はしっかりとした理解と実践的な知識を得るために、専門家の講演やグループワークを通じて継続的に学び合い、共同でリサーチを行います。これにより、自然資本の重要性を認識し、保全活動に対しての理解が深まっているのです。
成果発表会の詳細
今回の成果発表会では、定員150名を設けて参加企業からの報告や有識者のコメントを受けるセッションが組まれています。特に、参加者同士のクロストークも行われ、自社の取り組みを発表することで他の企業とも意見交換ができる貴重な機会です。
参加企業の取り組み紹介
具体的には、NECネッツエスアイ株式会社が2012年から進めている「田んぼ作りプロジェクト」がTNFD開示にどのように活用され得るかについての報告があります。このプロジェクトを通じて、単なる環境保全活動に留まらず、明確に自然資本に対する影響を把握し、理解を深めることができたと同社は述べています。
専門家との対話
また、公益財団法人 日本自然保護協会や一般社団法人 産業環境管理協会からエキスパートを迎え、これからの自然資本への取り組みに関する意見交換も行われる予定です。特に、TNFD開示への道筋が企業のサステナビリティ戦略にどのように関わってくるのか、この発表会を通じて多様な視点が提供されるでしょう。
未来への展望
ゼロボード総研は、不透明な社会課題に対処する未来志向型シンクタンクを目指しており、この成果発表会が自然資本に対する理解を深め、サステナビリティ経営へと続く重要な一歩であると考えています。今後、2025年度のメンバー募集も行われ、さらなる企業連携が期待されます。
詳細情報はゼロボードの公式ウェブサイトをご覧ください。参加希望の企業は早めの申し込みをお勧めします。また、活動に関連する問い合わせも受け付けています。自然資本研究会を通じて企業が持つ未来の可能性を共に拓いていきましょう。
ゼロボード公式サイト