暮らしに宿る美、熊本での特別展示
2026年2月18日から2月23日まで、熊本市の鶴屋百貨店本館5階で『YADORU -やどる-』と題した特別なコラボ展示が行われます。このイベントは、庭師の坂本明広氏、陶芸作家の齊藤博之氏、盆栽師の佐々木勇星氏の三者が共演し、自然と手仕事の美を体感することができる機会です。
展示の背景
展示のテーマ『YADORU』は、「自然の景色」や「暮らしの豊かさ」が器や盆栽、庭に宿ることを象徴しています。このコンセプトからもわかるように、今回の展示はただの作品の展示ではなく、作り手の意志や自然との関わりを感じられる空間となることを目指しています。
三者の独自性
それぞれの作家が持つ技術と感性は、展示の中で融合し、観る者に新しい価値を提案します。例えば、陶芸作家の齊藤氏は独自の「荒錆化粧」という技法を用いて、日常の器に美を映し出します。一方、庭師の坂本氏は、訪れた人に安らぎを与える庭作りを信条としており、盆栽師の佐々木氏は、現代の暮らしに合った盆栽を提案しています。こうした背景が、それぞれの作品にどのように影響を与え合っているのかが、展示の大きな見どころの一つです。
空間の設計
会場の展示空間は、横幅約7メートル、奥行き約5メートルにも及びます。石組や土を基調とした自然の景観が生まれ、新たな美しさが見い出されていきます。この空間に訪れることで、来場者は作品だけでなく、その背景にある心や手仕事の時間を感じることができるでしょう。
来場者へのメッセージ
来場される方々には、ただ見るだけではなく、作品を使ったり飾ったりすることで、作り手の思いや自然との対話を体験してほしいと願っています。また、展示された作品はその場で購入し、持ち帰ることも可能です。日常の中で作り手の思いや自然との関わりが生き生きと息づく様子を、是非その目で確かめてみてください。
参加作家のプロフィール
齊藤 博之(陶芸作家)
1978年生まれ。独学で技法を探求し、「荒錆化粧」と呼ばれる独自表現を生み出す。作品には日常の器に叙情的な美が宿ります。
坂本 明広(庭師)
1979年生まれ。京都での修行を経て、現在は熊本で「魁春園」を営む。美しい庭作りを追求し、海外への展開も視野に入れています。
佐々木 勇星(盆栽師)
1997年生まれ。静岡での修行を経て、熊本の「雅松園」三代目としての活動を開始。伝統と現代の融合を大切にしています。
開催情報
- - 展示名: 『YADORU -やどる-』
- - 会期: 2026年2月18日(水)〜2月23日(月・祝)
- - 時間: 午前10時〜午後7時(最終日は午後4時閉場)
- - 会場: 鶴屋百貨店 本館5階 シーズンメッセージ(熊本市中央区手取本町6番1号)
- - 入場料: 無料
この特別な展示を通じて、手仕事の持つ美しさや生活に宿る豊かさを体感してみてはいかがでしょうか。