EXIT・兼近大樹が語る不登校問題と癇癪への向き合い方
2025年1月9日、保護者の子どもに対する悩みの一つ、不登校や癇癪に関する議論が行われました。この日は、神奈川県海老名市で発生した痛ましい事件を受け、コミュニティにおける支援の重要性が語られました。番組『ABEMA Prime』では、お笑いコンビEXITのメンバーである兼近大樹さんとりんたろー。さんが、子育てにおける困難や地域社会の特性について多くの意見を交わしました。
誰かのせいにしない社会が求められる
事故の背景には、逮捕された母親が自身の長男の不登校や癇癪について、児童相談所に相談を寄せていたという事実があったことも影響しています。このような悩みにどう向き合うべきか、兼近さんは「誰かのせいにしない社会が大事」と強調しました。この言葉は、単に他者を責めるのではなく、問題解決に向けて自分たちが何をできるかを考える視点を持つ必要があることを示しています。
りんたろー。さんも「地域や施設が支え合い、情報も速やかに共有できる社会が整備されるべきだ」と言及し、子どもに対して多くの人が関与する重要性を訴えました。現代社会では、それぞれの子どもに多様な受け皿が必要であり、様々な支援の形を模索することが求められています。
コロナ禍がもたらす不登校の増加
更に、兼近さんは現在の不登校問題に触れ、「コロナ禍の影響で、学校に行かなくても楽しめることを知った子どもたちが増えている」との考えを示しました。今やゲームなどの娯楽も多く、その余波で学校を楽しめなくなる子どもたちも存在します。この状況を踏まえ、彼は「子どもにも自分が何かをしなければ楽しさは生まれないことを教えるべきだ」と提案しました。
除夜の鐘の中止についての論争
番組の後半では、除夜の鐘の中止についても取り上げられました。ある地域での騒音苦情が原因で中止になったことに対し、ネット上では様々な意見が飛び交っています。一方で、「除夜の鐘は日本の文化であり、後世に残すべき伝統だ」とする人々もいる中、兼近さんは「人々の声を聞きながら、もっと議論する必要がある」と主張しました。この問題は、地域住民の合意形成が重要であることが強調されました。
結びに
最後に、EXITの二人が語ったことは、社会が直面している課題に対して、ただ誰かを責めるだけではなく、具体的な解決策を模索することの重要性でした。放送内容はABEMAで無料視聴可能ですので、興味がある方はぜひご覧いただきたいと思います。これからも、私たちの周りにいる子どもたちをどのように支えていくか、考え続ける必要があります。