金融サービス利用者相談室の受付状況についての訂正
令和6年9月27日、金融庁は「金融サービス利用者相談室」における相談の受付状況に誤りがあることを発表しました。今回の発表では、これまでの計数に関して訂正が行われたことが主な内容です。特に、令和6年1月1日から3月31日までの受付状況において、貸金等に関する相談の件数が訂正されました。
訂正された内容
- - 第七十五回公表(令和6年1月1日~3月31日まで):
- 貸金等に関連する受付件数の訂正
-
訂正前: 602件(前期比+18件)
-
訂正後: 602件(前期比+20件)
-
受付状況の冒頭:
-
訂正前: 受付件数は13,218件(平均203件)
-
訂正後: 受付件数は13,218件(平均228件)
これにより、平均受付件数の記述も訂正され、実際の数値が反映されたことになります。今期の平均受付件数は228件と、小幅に増加したことがわかります。
前期との比較
さらに、今期(令和6年1月~3月)の相談受付状況と前期(令和5年10月~12月)との比較も公表されました。この比較では、1日当たりの平均受付件数がどう変動したのかが示されました。
- - 今期(1月~3月): 1日当たりの平均受付件数は228件
- - 前期(10月~12月): 1日当たりの平均受付件数は219件
- - 増減: +9件(増減率: +4.1%)
このように、昨年の数値に対しても増加を示していることが確認でき、相談室の活用が進んでいることがわかります。
過去の訂正内容
また、第七十二回公表(令和5年4月1日~6月30日まで)でも、1日当たりの受付件数が訂正されています。
- - 訂正前: 受付件数は187件(前期比−59件)
- - 訂正後: 受付件数は187件(前期比−66件)、この結果、増減率も修正されています。
この訂正は、金融サービス利用者相談室の利用状況を正確に把握するために必要な措置であり、金融庁が透明性をもって運営を行う姿勢を示しています。
お問い合わせ先
金融庁に関する問い合わせは、以下の連絡先で可能です。
これらの中で、特に金融サービス利用者相談室の役割と重要性がより一層強調されています。今後とも、信頼性のあるデータ提供に努めていく必要があります。