株式会社ASIA to JAPAN(以下:ASIA to JAPAN)は、タイの理系大学「キングモンクット工科大学ラートクラバン校(以下:KMITL)」と新たにMOUを締結したことを発表しました。
ASIA to JAPANは、これまでKMITLの工学部と提携し、タイの理系大学生の日本語育成に協力してきました。今回のMOU締結は、KMITLのコムサン学長が「日本就職のきっかけを工学部だけでなく大学全体にもたらしたい」という強い思いから実現したものです。
KMITLでは、これまで国内大学全体を対象としたオンライン講座「All Thai」に参画していましたが、今回のMOU締結により、同講座から独立し、新たにKMITL向けの日本語学習プログラムを8月より開始します。このプログラムは理系学生向けに募集されており、すでに80名以上の応募があり、締切までさらに増加すると予想されています。
ASIA to JAPANは、アジアを中心に9カ国1地域にあるトップクラスの大学36校において、外国人理系学生の日本語話者育成を目的とした日本語学習プログラムを無料開講しています。同社は、今回のMOU締結を通じて、KMITLにおいても、日本語レベルの高い理系学生の育成と輩出を強化し、日本就職を支援していくことを目指しています。
KMITLは、日本政府の技術支援を受けて1960年に設立された国立大学です。国内初の電気工学分野の博士課程を開設しており、タイの科学技術分野の主要大学の1つとして認められています。卒業生の就職率は90%以上と、専門的かつ実践的なエンジニアを毎年輩出しています。
ASIA to JAPANは、今後も海外の優秀な人材を日本に招致し、日本の発展に貢献していくことを目指しています。