音鳴り対策とコストダウンを両立!
サンケン電気株式会社は、埼玉県新座市で新たに高圧3相モータ用ドライバ「SX6814xMシリーズ」の量産を開始しました。この製品は特にスポーク型IPMモータの駆動に特化しており、白物家電向けに設計されています。正弦波駆動方式を採用し、ホール素子やホールICからの信号入力にも対応しているため、信頼性の高い駆動を実現します。
スポーク型IPMモータの特長
近年、エアコン等のファンモータには従来の表面磁石型(SPM)モータから埋め込み磁石型(IPM)モータへとシフトしています。特にスポーク型IPMモータは、機械的強度が高く、高速回転にも適しているため、エネルギー効率も良好です。また、小型化やコストの面でも優れた選択肢となっていますが、構造的に音が発生しやすいという課題も抱えています。これを解決するため、SX6814xMシリーズは高性能な演算器を使用せずに音鳴りを抑えることができ、トータルコストダウンを実現しました。
音鳴りを低減する機能
SX6814xMシリーズは、起動時と停止時の音鳴りを効果的に抑える機能を備えています。センサレス制御による正弦波駆動を採用し、騒音を抑えることに成功しました。停止時は電流を段階的に減少させるランプダウン制御を採用し、静音性を向上させています。これにより、SPMモータでも使用することで、従来より低騒音を実現することができます。
使いやすい進角設定
さらに、SX6814xMシリーズは進角設定の自由度が高く、外部進角や1次から3次関数演算を用いた内部進角が可能です。これにより、最適なトルクでモータを駆動できる環境が整えられます。特に、モータの種類に応じた最適な設定が行えるため、幅広い用途に対応が可能です。
8極および10極モータに対応
一般的に、10極DCモータは15パルスの信号を必要としますが、SX6814xMシリーズでは8極相当の12パルスを出力することができます。このため、従来の8極DCモータのシステムを変更することなく、10極DCモータを駆動できる優れた柔軟性を持っています。
なぜ「SX6814xMシリーズ」が必要か
エアコンのファン駆動や空気清浄機、扇風機のファン駆動にも適したSX6814xMシリーズは、効率的で低騒音の運転が求められる現在の家電市場において、非常に重要です。部品点数の削減により、設計がシンプルになり、信頼性の向上にも繋がります。
まとめ
サンケン電気の「SX6814xMシリーズ」は、音鳴り対策とコストダウンという両方のニーズを満たす製品です。エアコンやその他の家電において、静音性と効率の向上に寄与することで、今後の市場でも重要な役割を果たすことでしょう。詳細は
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