地域貢献の新たな取り組み
株式会社パソナグループは、地域交流と防災・減災意識の向上を目指し、全国各地で『防災ワークショップ』を3月に実施することを発表しました。今回のワークショップは、主にひとり親家庭や災害時に特別な配慮が必要な方々に焦点を当て、社会福祉協議会や子ども食堂などと連携して行われます。
社会貢献の歴史
パソナグループは2005年に「社会貢献室」を設立以来、SDGsに基づく社会貢献活動を推進しています。彼らが年間600件以上の活動を行っていることは、その企業としての責任感を示しています。今回のイベントはその一環として、地域住民が共に学び合い、互いに助け合うコミュニティの形成を目指します。
ワークショップの内容
1. 防災かるたを作る
ワークショップの一環として、参加者たちは防災をテーマにしたかるたを楽しみながら作成します。読み札に合わせたオリジナル絵札を参加者自身が描くことで、防災や減災の意識向上を図りつつ、他の参加者との交流も楽しむことができます。また、作成した防災かるたは、各施設に寄贈される予定です。
2. マイ・タイムライン作成
さらに、参加者は「マイ・タイムライン」と呼ばれる防災行動計画を作成します。災害時の行動を事前に決めることで、非常時における混乱を避け、スムーズな避難を実現するための大切なステップです。この活動により、地域の人々は防災意識を高めると同時に、具体的な行動計画を持つことができるのです。
実施例の紹介
各地で開催されるワークショップの一部を以下に紹介します。
- - 港区(東京): ひとり親家庭向けのワークショップを行い、親子で防災かるたを制作します。日程は2025年3月8日(土)、場所はPASONA SQUARE。
- - つくば市(茨城県): 子どもの居場所づくりを支援する団体との連携で、防災かるたを楽しむ教室を3月10日に開催。
- - 府中市(広島県): 母子家庭支援施設において、親子で防災を学ぶ教室を3月26日に行います。
- - 名古屋市(愛知県): 障害のある方々と共に防災行動計画を作成するワークショップを3月12日に予定しています。
実施内容は地域によって異なる場合がありますが、どのイベントも参加者同士の交流を重視しています。
主催とお問い合わせ
この防災ワークショップは株式会社パソナグループが主催しています。具体的な情報や参加申し込みは、同社の社会貢献室(csr@pasonagroup.co.jp)にお問い合わせください。
まとめ
地域交流と防災意識の向上を目的としたこの取り組みは、参加者が共に学び合う貴重な機会を提供します。パソナグループの試みが、多くの地域で手を携え、災害に対する備えを強化することにつながることを期待しています。