新たな研究協定
2025-06-18 16:19:26

日本システム技術と大阪公立大学が新たに研究協定を締結

日本システム技術と大阪公立大学の新たな連携について



2023年3月、日本システム技術株式会社(JAST)と大阪公立大学大学院生活科学研究科は、「メディカルビッグデータを活用したヘルスケア分野における研究推進」に関する連携協定を結びました。双方は、地域の健康寿命の延伸や生活の質の向上を目指して取り組んできました。このたび、新たに大阪公立大学大学院リハビリテーション学研究科が加わり、「ヘルスケア分野におけるWell-being共創研究」に関する協定が締結されました。

取り組みの背景と目的



連携協定の締結により、JASTと生活科学研究科は、ヘルスケア領域における研究プロジェクトの推進やその成果の普及を目指すことになりました。特に、生活科学研究科の知見を活用したまちづくり評価の構築により、地域の医療費削減を図ることに成功しています。この新たな協定にリハビリテーション学研究科が加わることで、高齢者や障がいを持つ方々のQOL(生活の質)向上に寄与する取り組みが強化されることが期待されています。

大阪公立大学の役割と今後の展望



大阪公立大学は地域社会に向けた研究や貢献活動の推進を図るため、2025年9月の森之宮キャンパス開設を契機として「Well-being 共創研究センター」を設立しました。このセンターは地域住民の健康や福祉に関する課題解決を目指し、その成果を全国規模で展開することを目的としています。

今後は、現在進行中の医療費評価モデルの利用を拡大し、まちづくりや政策の評価、エビデンス創出に取り組む予定です。また、教育プログラムへのデータ活用も検討し、リハビリテーション学研究科と連携することで、多くの研究事例を生み出します。これにより、地域社会への貢献を深めていくことを目指しています。

日本システム技術の役割と未来の方向性



日本システム技術株式会社は、ヘルスケアの未来に向けて「未来共創Lab」を設立しました。このラボでは、メディカルビッグデータ「REZULT」を活用し、社会貢献や新たな商材開発を行い、産学連携を推進しています。また、SDGsの目標に向けた健康増進の取り組みも提案しており、地域社会との連携が強化されています。

メディカルビッグデータ「REZULT」への期待



同社が所有するREZULTは、業界最大級のデータベースで、医療費や患者数の集計が可能です。このデータは、新たな政策形成や研究・マーケティングの基盤として活用され、地域の健康問題の解決に寄与することが期待されています。

結論



日本システム技術と大阪公立大学の連携は、地域の健康や福祉の向上に寄与する重要な土台となっており、今後もその進展に期待が寄せられています。市民のWell-beingを実現するため、さらなる取り組みが継続されることでしょう。


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会社情報

会社名
日本システム技術株式会社
住所
大阪府大阪市北区中之島二丁目3番18号中之島フェスティバルタワー29階
電話番号
06-4560-1000

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