小松精練の出展
2015-02-27 14:30:06
小松精練が世界初の耐震工法とエコ建材を発表!建築・建材展2015出展
小松精練、建築・建材展2015での注目出展
2015年の「建築・建材展」は、その21回目を迎え、業界の中心的なイベントとして位置付けられています。この展示会は、住宅やビル、店舗向けの多様な建材や設備機器、関連ソフトウェアを一堂に集め、業界関係者に広く情報を提供します。今年も多くの企業が出展し、特に注目されているのが小松精練のブースです。彼らは、最新のエコ建材greenbizと新しい耐震工法CABKOMAを披露し、新たな顧客との出会いを模索します。
エコ建材「greenbiz」
greenbizは、染色産業からの廃棄物を再利用して作られた超微多孔性の発泡セラミックス基盤です。この素材は、環境保護の観点からの関心が高まる中、2009年に市場に登場しました。特徴的なのは、その多様な機能です。greenbiz Wallなどの製品には、吸音性や断熱性能が施されており、騒音を1/10まで低減することが可能です。微細孔が環境を快適に保つことに寄与し、夏場は涼しく、冬は暖かく空間を保つことが期待されます。
また、新製品のgreenbiz Wallは、その表面に大小の凹凸が施され、内装に個性的な表情を持たせ、騒音抑制効果や快適な居住空間を実現します。そして、greenbiz Louverは、植物の基盤となるルーバー型の壁面緑化システムとして、シースルー型を採用し、空間をスッキリと見せるデザインで好評です。
世界初の耐震工法「CABKOMA」
CABKOMAは、熱可塑性樹脂を含浸させた炭素繊維からなる複合材料で、引張強度が高く、軽量な点が特徴です。小松精練では、この技術を用いて、地震大国である日本において効果的な耐震補強工法を開発しています。これは、実際に小松精練の新本社設計にも採用され、外観に美しいデザイン性も持たせつつ、強固な耐震性能を兼ね備えています。特に建築家の隈研吾氏がデザインしたこのプロジェクトは、エコ建材と新しい技術の融合を象徴するものとして注目されています。
隈研吾氏は、「greenbizを用いた建築は、断熱や吸音、安定性に優れ、多くの人々に快適さを提供できる」と語り、その技術の可能性について期待を寄せています。つまり、CABKOMAの導入により、建物が景観的にも優れたものになると同時に、安全性も確保されるということです。
未来への展望
建築・建材展2015での小松精練の出展は、新しい技術の紹介だけでなく、環境に配慮した商品を広く知らせる重要な機会です。来場者に対して、greenbizとCABKOMAの可能性を強くアピールし、これからの建材産業の進化に向けた一歩を踏み出すことが期待されています。エコ建材を通じた持続可能な社会の実現に向けて、小松精練の取り組みはますます重要になることでしょう。
このように、small精練の取り組みがどのように未来の建築に新たな風をもたらすのか、展望は明るいと言えるでしょう。
会社情報
- 会社名
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小松マテーレ株式会社
- 住所
- 石川県能美市浜町ヌ167番地
- 電話番号
-
0761-55-1111