ONLYOFFICEが新たにDocSpace 3.6とDocs 9.2をリリース、AI機能が進化

ONLYOFFICEの新たな一歩：DocSpaceとDocsの進化

ONLYOFFICEは最近、DocSpace 3.6とDocs 9.2という2つの新しい製品を発表しました。これらのリリースは、AI技術を駆使した機能強化が盛り込まれており、コラボレーティブオフィスプラットフォームにおける重要な進展を示します。新しい機能により、ONLYOFFICEは世界中のチームや組織に向けて、安全で直感的、そして効率的な生産性向上の新たな基準を設けることに成功しました。

DocSpace 3.6の特徴：AIエージェントの統合

新しいバージョンの目玉は、ユーザーのワークフローをサポートするために設計されたAIエージェントの統合です。これにより、ファイルの分析や情報の検索、コンテンツ生成を行うことが可能となり、プロジェクト管理の効率が飛躍的に向上します。また、専用チャットインターフェースを介してAIエージェントと対話できるため、チーム内のコラボレーションも強化されることでしょう。

AIエージェントは、新しいAI設定セクションからも簡単に設定でき、利用者の要望に応じてAIプロバイダーとの接続が可能です。これにより、DocSpace環境において情報の整理やユーザー管理を迅速に行えるようになります。

Docs 9.2の進化：編集機能の向上

次に、ONLYOFFICE Docs 9.2では文書編集体験が格段に向上しました。特筆すべきは、AIプラグインによるスペルチェックと文法チェックの統合で、これによりユーザーはエラーのない洗練された文書を簡単に作成可能になります。さらに、キーボードショートカットのカスタマイズや反復作業の自動化を図るマクロ機能も新たに導入され、使い勝手が大幅に向上しています。

PDF編集機能では、機密情報を適切に扱えるよう墨消し色をカスタマイズできるオプションが追加されました。これにより、ユーザーは安心して文書を扱える環境が整いました。

デスクトップ版のAI機能

ONLYOFFICE Desktop Editors 9.2も新機能によってアップデートされ、カスタマイズ可能なショートカットやマクロ記録機能が強化されています。特に注目すべきは、デスクトップ環境にAIエージェントが導入された点です。これにより、質問への応答や執筆支援、さらには文書生成やフォーム入力の自動化といった幅広い作業を効率的に行えます。データのプライバシーも確保され、ユーザーの安心感も向上しています。

生産性をさらに向上させるONLYOFFICE

これらのリリースにより、高度なAI技術が組み込まれたONLYOFFICEの環境が提供されることになりました。これにより、ユーザーはより柔軟に対応し、効果的なチームコラボレーションを実現することができるようになります。ONLYOFFICEは引き続き、多様で強力な生産性ツールを提供することに尽力し、世界中のユーザーのニーズに応えていくことでしょう。

ONLYOFFICEについて

ONLYOFFICEはオープンソースのオフィスソフトウェアプロジェクトであり、高度で安全なオフィスソリューションに特化しています。全世界で1,500万人以上のユーザーに支持され、オンラインオフィス分野で革新を続けています。同社のエコシステムには、テキスト文書、スプレッドシート、プレゼンテーションなどのコラボレーティブアプリケーションが揃っており、国際的な存在感を誇っています。シンガポール、リガ、ダラス、ロンドン、上海などにオフィスを構え、世界中のチームと協力しながら、ユーザーに価値あるサービスを提供し続けています。