Nishika、音声文字起こしサービスを進化させる新AI「kizuki」を導入
Nishika株式会社(本社:東京都港区)が提供するAI音声文字起こしサービス「SecureMemo」が、独自に開発した生成AI「kizuki」を新たに搭載しました。このアップデートにより、要約品質が飛躍的に向上し、会議内容をより実践的に活用できる機能が加わりました。
生成AI「kizuki」の特徴
「kizuki」を導入したことで、文脈理解や要約内容の自然さが飛躍的に向上しました。これにより、会議の意図や進行をより的確に捉え、高品質な要約を自動的に生成することが可能になりました。特に、重要なトピックや意思決定部分の抽出精度が向上し、従来よりも簡潔で読みやすい要約文が生成されるようになりました。長時間の会議でも、その内容を短時間で把握できる利便性が向上しています。
新たに追加された要約機能
これまでの「トピック要約」や「決定事項」に加え、新たに「全体概要」と「ToDo」要約機能が搭載されました。
「全体概要」
この機能は、会議全体の流れや論点を一目で俯瞰できるサマリーを生成します。参加者は一つ一つのトピックに時間を取られることなく、全体の内容を把握しやすくなりました。
「ToDo」要約
こちらは、会議で決まったアクション項目を自動的に抽出し、業務の連携を円滑にサポートします。参加者は自分の役割をより明確に把握でき、実務への昇華もスムーズに行えます。このように、実務に直結した機能が追加されたことで、議事録の生成が一層実用的なものとなります。
文字起こしサービス「SecureMemo」とは
「SecureMemo」は、業界最高水準の文字起こし精度96.2%を誇る独自開発音声認識AI「shirushi」を搭載し、ノイズのある音声でも正確に文字起こしを行います。AIが自動生成するほぼ完成形の議事録には、タイトルや日時、参加者、決定事項、議事要旨などが整い、実用性が極めて高いのが特徴です。また、60分の音声を最短5分で処理する能力を持ち、GPUサーバーを用いた高速処理により、会議後すぐに文字起こしと要約結果を確認することが可能です。
今後の展望
Nishikaは、「kizuki」を基にしたカスタム要約機能の提供を検討しており、ユーザーは自分の目的に応じた要約テンプレートを選択できるようになります。また、生成AIと音声AIとの連携を深めることで、会議内容の分析や構造化の自動化を進めていく方針です。
Nishikaのビジョン
Nishikaは、「テクノロジーを通じて全ての人が誇りを持てる社会を」というビジョンを掲げ、新たなデータ資産の創出に取り組んでいます。SecureMemoを通じて、日本のビジネス会議における情報を精度高く記録・構造化し、抜群の情報活用を実現することが目標です。音声認識精度のさらなる向上を目指し、ビジネスパーソンの議事録作成負荷を軽減し、新たな経営資産の創出を図ります。
Nishikaは今後も、ビジネスシーンでテクノロジーが身近に存在するためのサービスを提供し、法人企業の成長をサポートしてまいります。