箱根に新しいスイーツの拠点が誕生
箱根に新たな文化と観光の拠点が2026年7月、オープン予定です。この施設は、旧「箱根芦之湯フラワーセンター」を引き継ぎ、「木の実」をテーマにしたスイーツブランドが運営します。運営を行う株式会社ケイシイシイは、北海道を本拠地として、数々の洋菓子ブランドを展開してきた実績を持っています。
新スイーツブランドの魅力
「箱根の自然からインスピレーションを受けた」このスイーツブランドは、箱根の豊かな自然と調和した世界観を打ち出し、これまでにないスイーツ体験を提供します。コンセプトは「高原リゾートスタイルで、木の実の美味しさを再体感する」こと。メイン商品として、箱根の雄大な森をイメージしたナッツたっぷりのタルトが登場予定です。香ばしいナッツの風味が楽しめるこの一品は、リッチな味わいをもたらします。
店舗は「物販」「テイクアウト」「カフェ」といった、訪れる人々に多角的な食の楽しみを提供する構成になっています。特に、店内で仕上げられる作り立てのスイーツや、自家焙煎コーヒーとの組み合わせを楽しむことで、特別なひとときを演出します。
自然との調和を感じる施設
旧フラワーセンターの植物園としての歴史を活かし、周囲には豊かな植栽が施され、自然との調和が実現されます。また、訪れる人々がブランドのストーリーを感じ取れる中央のエリアも設けられています。館内はバリアフリー設計となっており、すべての客様が快適に過ごせる環境が整えられています。授乳室も完備され、家族連れにも優しい配慮がなされています。
地域貢献への取り組み
株式会社ケイシイシイは、新たに箱根町に完全子会社を設立し、地域貢献に向けた取り組みを進めています。具体的には、地域の伝統工芸である寄木細工の職人たちと協力し、建築や菓子のデザインに地域の魅力を反映させていく方針です。また、地元の学生向けに製菓体験やワークショップを開催し、教育の場としての役割も果たします。
国際対応を考慮し、英語や中国語、韓国語に対応できる体制を整えるほか、災害時には行政と連携し、避難所として店舗を開放する取り組みも行います。このように、地域の文化と観光の魅力を向上させるため、さまざまな活動を展開していくことを目指しています。
会社の理念
株式会社ケイシイシイは「喜びを創り、喜びを提供する」という理念を掲げ、全従業員が日々、訪れる人々に喜んでもらうために奮闘しています。今日もまた一人、熱狂的なファンを生み出すために、地域に貢献し続けます。箱根に新たに生まれるこのスイーツブランドは、どのような魅力を持った施設になるのか、今からとても楽しみです。