明後日朝顔プロジェクトin姫路の収穫祭
2023年12月15日(日曜日)午後1時より、書写山ロープウェイ山麓駅で「明後日朝顔プロジェクトin姫路」収穫祭が開催されます。このプロジェクトは、姫路市立美術館と書寫山圓教寺が共同で実施し、地域の魅力を国内外に発信するアートプロジェクトの一環です。
プロジェクトの背景と目的
このプロジェクトは、2021年から2024年までの4年間にわたって行われる「オールひめじ・アーツ&プロジェクト」の一部であり、アートを通じて地域間のつながりを育むことを目的としています。現代美術家の日比野克彦氏が招聘作家として参加し、毎年朝顔を育てる活動を通じて地域コミュニティをつなげています。こうした活動は、参加者同士や地域間の結びつきが強化されることを目指しています。
明後日朝顔プロジェクトの実績
「明後日朝顔プロジェクト」は、日比野氏が2003年に新潟県十日町市でスタートさせた活動で、果実としての種を収穫し、そこから広がったコミュニティのネットワークは全国に及びます。文化とアートの融合を象徴するこのプロジェクトは、2021年から姫路でも始まり、書寫山圓教寺を拠点に活動が展開されました。圓教寺では、摩尼殿の高欄にロープを張り、朝顔の苗を植え、花を咲かせるという姿が地域の人々の心をつかみました。しかし、摩尼殿が国の重要文化財に指定された影響で、2023年からは書写山ロープウェイ山麓駅を主な拠点に活動を移しました。
収穫祭の意義
収穫祭は、こうした取り組みの集大成ともいえる重要なイベントです。この日、午後3時からは書寫山圓教寺の住職による講話も予定されており、地域の文化や歴史について深く知る機会となります。このようなイベントを通じて、参加者同士の交流が生まれ、アートの力で地域の活性化が進むことを期待しています。
また、収穫祭では「種包紙」の配布も行われ、108個の種が配布される予定です。これにより、次世代へのつながりが生まれ、持続可能なコミュニティが形成されることでしょう。
まとめ
「明後日朝顔プロジェクトin姫路」は、アートを通じて地域のつながりを育む心温まる取り組みです。収穫祭を通じて地域の人々のつながりが強まることを願っています。ぜひ、この特別な日に足を運び、地域の魅力を体感してください。