2025年3月期第2四半期決算結果
当社グループは、2025年3月期の第2四半期決算を発表しました。売上高は4,475億円に達し、前年同期比で14.2%の増加を記録しました。営業利益は551億円で、前年比79.2%増、経常利益は522億円で、52.6%の増加を見せています。さらに、親会社の株主に帰属する中間純利益は287億円、こちらも前年同期比で14.1%の増加となりました。
総資産と負債の状況
中間連結会計期間終了時点での総資産は、前年度末に比べ82億円増加し、7,320億円となりました。この増加は、主に情報通信事業部門における需要の高まりや、エレクトロニクス事業部門の季節的な要因が影響しています。具体的には、売上債権や棚卸資産などの流動資産が増加したことが主要因です。ただし、固定資産はエレクトロニクス事業部門での減損損失の計上により減少しました。
負債は、前年末に比べ14億円増加し、3,587億円となりました。これは、情報通信事業部門の需要増などが影響し、支払債務が増加したためです。純資産は68億円増加し、3,733億円となりました。これは親会社株主に帰属する中間純利益の計上によるものです。
配当の改定と業績の見通し
また、当社は2024年8月に公表した2025年3月期通期連結業績予想を修正しました。今回の取締役会では中間配当を実施することが決定され、期末配当予想も修正されることになりました。具体的な情報については、本日(2024年11月7日)発表された「2025年3月期 通期連結業績予想の修正及び剰余金の配当(中間配当)並びに期末配当予想の修正に関するお知らせ」をご確認ください。
特別損失の計上
さらに、2025年3月期の中間連結会計期間において、特別損失を計上しました。当社はFPC事業において、競合他社との熾烈な競争が続く厳しい環境下にあり、期末日時点で現地通貨が対取引通貨に対して一時的に上昇した影響を受け、割引前将来キャッシュ・フローの総額が固定資産の帳簿価額を下回ることがわかりました。このため、7,273百万円の減損損失を計上しました。
こちらの内容は、「2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信」で詳しく確認することができます。
こちらのリンクから確認できます。
まとめ
第2四半期の結果は、全体的に良好であり、今後の業績向上にも期待が寄せられます。企業の成長を支えるために、今後も市場のニーズにしっかり応えていく所存です。