食品安全委員会 第948回 会議開催 - 動物用医薬品や遺伝子組換え食品の審議、アレルゲン情報公開も

食品安全委員会 第948回 会議開催 - 動物用医薬品や遺伝子組換え食品の審議、アレルゲン情報公開も



食品安全委員会は、令和6年7月23日(火)に第948回会議を開催する。今回の会議では、動物用医薬品や遺伝子組換え食品に関する審議が行われるほか、消費者向けの情報公開も予定されている。

動物用医薬品「ジブチルサクシネート」「ノルジェストメット」の審議結果報告



会議では、動物用医薬品専門調査会における審議結果が報告される。具体的には、「ジブチルサクシネート」と「ノルジェストメット」に関する審議結果が報告され、意見・情報の募集が行われる。これらの動物用医薬品が食品の安全性にどのような影響を与えるのか、詳細な検討が行われる見込みだ。

遺伝子組換え食品「JPBL015株を利用して生産されたトランスグルタミナーゼ」の食品健康影響評価



食品安全基本法第24条に基づき、遺伝子組換え食品等「JPBL015株を利用して生産されたトランスグルタミナーゼ」に係る食品健康影響評価について、委員会の意見が示される。この遺伝子組換え食品が人体にどのような影響を与えるのか、科学的な根拠に基づいた評価が行われる。

アレルゲンを含む食品に関するファクトシート作成



消費者向けの情報公開として、アレルゲンを含む食品に関するファクトシートの作成が報告される。アレルギーを持つ人にとって重要な情報となる、牛乳や小麦など、特定のアレルゲンを含む食品に関する情報が公開される予定だ。

会議への参加方法



今回の会議は、動画配信と会場での傍聴が受け付けられる。参加を希望する場合は、7月22日(月)12時までに、内閣府共通意見等登録システムから申し込む必要がある。

食品安全委員会について



食品安全委員会は、食品の安全性に関する科学的な評価を行い、国民の健康を守ることを目的とした機関。食品安全に関する様々な情報を発信し、消費者への情報提供にも力を入れている。

まとめ



食品安全委員会第948回会議では、動物用医薬品や遺伝子組換え食品に関する審議が行われるほか、アレルゲンを含む食品に関する情報公開も予定されている。これらの議題は、国民の健康と安全に直結する重要なテーマであるため、今後の動向に注目したい。

トピックス(科学)

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