株式会社文理学院は、2024年10月末から12月上旬の期間中に、静岡県と山梨県で地域清掃活動を行っています。この活動は、学び舎の周辺地域への感謝の意を表し、持続可能な開発目標(SDGs)の実現に貢献するために企画されたものです。
文理学院は、地域の住環境を整え、次世代の子どもたちに「住み続けられるまちづくり」への意識を深めてもらうことを目的としています。この清掃活動は、対象となる地域の10市町(甲府、甲斐、甲州、笛吹、昭和、富士河口湖、富士吉田、都留、大月、上野原)および5市町(静岡、富士、富士宮、御殿場、長泉)で実施され、塾生やその友人、保護者、教師が参加します。
この活動は2019年から始まり、これまでに合計で約4,900名が参加し、収集したゴミは2,105袋にも達しました。地域の方々からも感謝される場面が多く見られるようになっており、参加者の意識も高まっています。例えば、ある参加者は「街がきれいになるって気持ちいいですね」と語っており、清掃活動に対する前向きな姿勢が地域に広がっています。
また、この活動には地域を愛する高校生たちも参加しており、文理学院を卒業したばかりの生徒がボランティアとして再び集まり、意義を見出しています。「ゴミを拾うのは面倒ですが、宝探しをしているようでした!」というコメントからは、楽しみながら取り組む様子が伝わります。子どもたちが清掃活動を通じて環境への配慮を学ぶ姿は、未来への大きな希望を感じさせます。
文理学院は1981年に設立され、静岡県と山梨県で進学塾を展開しています。37校舎があり、対象は小学生から高校生まで幅広く、学習指導を通じて地域貢献にも力を入れています。今回の清掃活動もその一環として、地域住民とのつながりを強め、環境への負担を軽減する努力を続けています。これからも文理学院は、SDGs目標達成を目指した多様な教育プログラムや地域清掃に取り組んでいく予定です。
この清掃活動についての詳細や今後のスケジュールは、文理学院の公式ウェブサイトをご覧いただくとよいでしょう。地域の皆さまと連携し、持続可能な社会を築くための一歩を共に歩んでいきたいと考えています。